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ウェッブ・スタイリストの生活と意見[5]
OISR-Watch1999年7月12日号

野村一夫


■裸の隠しファイル

OISR.ORG もついにヤフー・ジャパン「おすすめサイト」になりまして、ますます勢いを増しています。といっても、ウェッブ・スタイリスト野村は日々の講義生活に追われていまして、二村先生(名誉研究員)による「怒涛の200本書評オーサリング」を驚嘆の面持ちで眺めているだけの今日この頃であります。「この老人力を見よ」といいたいところですが、書くと叱られそうなのでやめておきましょう。

 コンテンツが膨大になり、検索サービスの必要性も増しています。現在、是枝さんによる検索実験が軌道に乗っていまして、夏あたりにはサイト内のコンテンツ検索が公開できるのではないかと思います。検索ツール NAMAZU の設定は素人には難しく、私もやりかけて挫折していましたが、是枝さんはこれを見事にクリア。実用化できそうです。ここで「この老人力を見よ」と書くとやはり叱られそうなので、ここでも書かないことにしましょう。

 他方で、外部サーチエンジンによる検索が増加するにつれて、新たな問題も出てきました。それは公開ディレクトリに並べてある未公開ファイルの存在です。その多くは古いHTMLによるもので、一種のバックアップとして保存されています。これらはとくにURLが指定されないかぎり見ることができません。しかし、検索ツールは見つけてしまいます。サイト内の検索ツールであれば多少のコントロールは効きますが、外部からの検索ロボットはどんどん読みこんでしまいます。HTMLでの対策は可能です。それはMETAのところに次の1行を加えるだけです。

<META name="ROBOTS" content="NOINDEX, NOFOLLOW">

 不良っぽい暴走ロボットはわかりませんが、品行方正なロボットだと、これでそのページをインデックス化しないでくれます。一応、これを裸同然の隠しファイルに入れることで服を着せることができるというわけです。あとは少しずつ隠しファイルをチェックして廃棄することです。最近読んだ野口悠紀雄『超整理法3――とりあえず捨てる技術』(中公新書)では「電子情報は捨てなくてよい」とありますが、公開サイトの場合は少し事情が異なりますね。

 ここのところ何も貢献していないので、こんな作業もふくめて、授業のない8月に一気にブレイクしたいと思っています。その前に膨大な採点作業、老人力つけて、がんばらなくちゃ。

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