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ホームページ代筆ボランティア?
OISR-Watch1999年8月26日号

小関隆志


 はじめまして、大原社会問題研究所兼任研究員の小関隆志と申します。
最近、ホームページを見るだけでなく、自分で簡単なホームページなら作れるようになりました(これは大原社研の二村先生と野村さんに教えていただいたおかげです)。ついでに、自分のサイトを大原社研のサーバー内にも作らせていただくことになりました。現在私はニフティサーブと大原社研の二ヶ所にほぼ同じ内容のサイトを持っています。

○ニフティのサイトは、 http://member.nifty.ne.jp/takashikoseki/
○大原社研のサイトは、 http://oisr.org/koseki/

 自分のサイトを持てたことで嬉しくなり、ヤフー・ジャパンのサイトにも登録してみました。登録時にはヤフーの分類でいう「個人」分類として申請しましたが、ヤフーでは私のサイトを「労働問題」に入れてくれました。

 自分のサイトを持ってはみたが、見てくれる人などほとんどいないだろうと思っていました。しかし、面白いもので、面識のない方から「小関のページを見た」とわざわざ声をかけてくれたり、e-mailで感想を送ってくれるということが、これまでたびたびありました。ホームページを作ったのは全くの無駄ではなかったと、ほっと安堵しているところです。

 さて先日、知り合いの人から誘われて、「三多摩 学校・職場のいじめホットライン」という電話相談のボランティアに参加してきました。これは、学校や職場などでいじめを受けている人からの電話相談を、いわゆる専門家ではなく一般市民が受けるという趣旨の市民運動です。

 最近では各地でこの種の電話相談事業が盛んに行われるようになってきています(「○○110番」など)が、こうした電話相談活動にとって重要な課題の一つが、いかにこの活動を一般に宣伝するか、ということです。宣伝普及しなければ電話は全くかかってこないからです。宣伝普及の媒体としては、街中にポスターを貼るほか、テレビ、ラジオ、新聞、地方自治体の広報などがありますが、このほかインターネットを活用しての宣伝普及をしている団体もいくつかあります。

 「三多摩 学校・職場のいじめホットライン」は、新聞、市広報、NHKラジオニュースでは紹介されましたが、残念ながらテレビのニュースでは、結局放送されませんでした。他方、この活動の参加者の中にホームページを作れる人が他に誰もいなかったので、私が代わりにホームページでこの活動を紹介し、さらに大原社研のリンク集の中の「労働相談」項にリンクを貼ってもらいました(現在は、今年の活動はもう終わったので、リンクは既に削除してあります)。実際にこれを見て電話した人がはたしてどれだけいたのかは分かりませんが、サイトを既に持っている人が、自分のサイトの中に1ページを新設してホームページを代筆することは、お金もほとんどかからないし、少しは役に立てたのではないかと思っています。

 上記のホットラインとは別件ですが、大野真理子さんという、小学校の先生が起こしている労災訴訟に関して、ご本人のご依頼に応じてホームページを代筆しました。ご本人の大野さんは、自分でもパソコンを買ってホームページを作って、自分の裁判について社会に広く訴えたいと思っていたが、仕事が忙しいのでとてもページを作る余裕はなかったとのこと。そこで、大野さんから送られてきた手書きや活字の原稿を私がパソコンに入力して、ページに仕立てたわけです。これからおいおい、裁判資料などを増やして内容を少しずつ充実させていきたいと思っています。なお、内容については以下をご覧ください。

(このページは、大原社研サイトでなくニフティサイトに入っています)
http://member.nifty.ne.jp/takashikoseki/ono.html

 近年、ホームページを宣伝の武器に活用し始めた市民運動団体が増えてきていると言われています。ホームページの制作は、著作物や通信を発行することと違って費用が格段に安く済みますし、不特定多数の人が気軽にアクセスして閲覧し、さらにe-mail等を使ってページの著者にメッセージを出すこともできるので、とても有効な宣伝の手段だと思います。

 しかし、多くの人はホームページを閲覧することはできても、自分でページを作れる人はまだ多数を占めるまでには至っていないという事情を考えれば、ホームページを作れない人のために代筆する人の存在価値も、現時点では多少あるのではないかと思っています。

 もちろん、企業や労働組合などがホームページ制作業者に依頼して、多額の報酬で、しゃれたデザインのページを作らせるということは既に盛んに行われていますが、非営利ないしボランティアで、社会運動の一つとして(というとやや大袈裟か?)デザインよりも内容重視のページ代筆屋さんというのはいかがでしょうか。もしかしたら、既にそういうことに取り組んでいる人も少なからずいるのではないかと思うのですが・・・。

 「まず自分の頭のハエを追え!!」(Mind Your Own Business.)などと叱られそうですが、 上記のような趣旨での、ホームページの代筆でお役に立てれば幸いと思っています。ご意見、お待ちしています。e-mailは以下の通りです。

○ニフティ mailto:bzz27022@nifty.ne.jp
○大原社研 mailto:koseki@mt.tama.hosei.ac.jp

(こせきたかし・兼任研究員)

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