OISR.ORG へようこそ 法政大学大原社会問題研究所
 

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

           ★ O I S R - W A T C H ★

◆◆◆法政大学大原社会問題研究所公式サイト"OISR.ORG" Newsletter◆◆◆

No.26 2001年4月23日発行

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

★OISR-Watchは法政大学大原社会問題研究所の公式サイト "OISR.ORG"
   http://oisr.org
の最新情報をお伝えするニュースレターです。購読は無料です。ご希望の方は
   webmaster@oisr.org
までメールでお申し込みください。

============================ 目 次 =================================

【OISRコラム】

◆ウェッブ・スタイリストの生活と意見[23]新世紀OISR.ORG、一気にブレイクスルー(
野村 一夫)

◆アメリカ便り番外編(その5)−「旅」の総括(後編:ホテル)(五十嵐 仁)

【新着一覧(2000年2月6日〜4月23日)】

◆社会労働関係リンク集

=======================================================================
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
△▽△▽△▽△▽△▽△▽ O I S R コ ラ ム △▽△▽△▽△▽△▽△▽
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

コラムのバックナンバーは、
http://oisr.org/watch/index.html
で見ることができます。

**************************************

ウェッブ・スタイリストの生活と意見[23]
新世紀OISR.ORG、一気にブレイクスルー
野村一夫

 前回OISR-WATCHを出したのが2月6日。あっという間に4月下旬になってしまいました
。一部では「OISR-WATCH休刊説」も流れているとかいないとか。ご心配をおかけしました

 じつは当研究所においてこの時期がもっとも繁忙期なんです。それは『日本労働年鑑』
の編集作業がこの時期に集中的におこなわれるからです。とりわけ今年は五十嵐編集長が
ハーバード長期出張で、かわりに鈴木ウェッブ・マスターが編集長をつとめていますので
、OISR-WATCHまでなかなか手が回らなかったというしだいです。この編集作業、端から見
ていても猛烈なスケジュールなんです。
 では、ウェッブ・スタイリスト野村はどうしていたかというと、2000年度のたまりにた
まっていた懸案事項を片づけるのに一生懸命で、更新情報をまとめるゆとりがなかったの
でした。では、その補佐は・・・。なにせ慢性的な人手不足でして。
 というわけで、OISR.ORG関連の更新情報をまとめておきましょう。今回は、たくさんあ
ります。

●サーバー差し替え
 3月14日にOISR.ORGのサーバーを差し替えました。それまで使用していたサーバーが昨
年晩秋あたりからすごい音を立てるようになりまして、また、若干の不具合もあって、選
手交代させました。といっても新品を買ったわけではなく、修理して再生させた古サーバ
ーです。でも、調子よく動いています。このさい、労働サイト全文検索(まだ仮称です)
を別のサーバー(これは初代サーバーで、いったん引退したのちに修理して復活させたも
の。しばらく私が作業用に使っていました)に担当させることにしました。以後、OISR.O
RGはサーバー2台態勢で運用しています。OISR.ORGとOISR.NETです。

●OISR.ORG全文検索をリメーク
(http://oisr.org/cgi-bin/namazu.cgi)
 これはOISR.ORGのすべてのページと研究所関連サイトを対象に検索できる全文検索です
。Namazuというフリーソフトで構築していますので、通称「小ナマズ」と呼んでいます。
Namazuをヴァージョンアップし、「個別コンテンツ検索」を新設しました。つまり、OISR
.ORG全体について検索をかけることができるとともに、特定のコンテンツについてだけ検
索をかけることもできるようになりました。現在は限られたものしかありませんが、順次
追加する予定です。ご希望のコンテンツがありましたらお知らせください。

●労働サイト全文検索を独立
(http://oisr.net/cgi-bin/namazu.cgi)
 社会・労働関係リンク集に掲載されている日本の労働組合・労働関連団体・研究サイト
の全文検索です。通称「大ナマズ」です。労働問題のネットワーク上での動向が一括把握
できるようにしたものですが、更新作業にかなりの時間がとられるため、今回のサーバー
差し替えのさいに独自サーバー仕立てにしました。更新作業中はかなりサーバーが酷使さ
れるものですから、表示などに影響があったのです。「小ナマズ」とはコンテンツの性質
が異なりますので、インターフェイスも別にしました。ただし、これについては正式名称
がじつは決まっていません。また、裏での作業手順を自動化するために現在、仕様を見直
しているところです。

●『大原社会問題研究所五十年史』【電子復刻版】
(http://oisr.org/50nenshi/)
 大原デジタルライブラリーに当研究所が1970年に発行した『大原社会問題研究所五十年
史』(非売品)全文を公開しました。当研究所の歴史を知るには不可欠の文献ですが、な
にぶんにも市販されたものでないために稀覯書になっていました。当研究所の仕事の一つ
に、戦前の大原社研と周辺事情についての問い合わせに応えることがありまして、この本
はそのさいの重要な参考書になっていたそうです。訂正すべき点もありますが、ここでは
原本に忠実に電子復刻しました。リブロ電子工房が基礎作業を担当しました。
 なお、この企画では、オンデマンド出版システムを使って、レビュージャパン社から書
籍としても復刻することになっています。現在、作業中です。そろそろ見本ができる時期
です。これについては、次回、ご報告できるでしょう。

●『日本労働年鑑』22集-25集
(http://oisr.org/rn/)
 「戦後特集」として再出発を期した1949年から1953年の第25集までのの労働年鑑の本文
を復刻しました。これはかなり前からリブロ電子工房でOCR作業していただいていたもの
です。3月に仕上げ作業をおこないまして、一応、完成しました。一冊が700ページから9
00ページぐらいある大冊を4巻まるまるテキストデータにしました。相当な分量がありま
す。この時期は、終戦後の独特の雰囲気のなかで労働運動がおこなわれていた時代ですか
ら、今日では考えもできないような出来事や事件がたんさんあったようです。いわゆる55
年体制以前の労働について考察するさいの貴重な資料群です。

●戦時年鑑
(http://oisr.org/rn/)
 『日本労働年鑑』別巻として1960年代中頃に編集刊行されたものです。『太平洋戦争下
の労働者状態』と『太平洋戦争下の労働運動』の2巻になっています。戦時中の労働問題
についての数少ない研究として評価の高かったもので、通称「戦時年鑑」と呼ばれていま
す。のちに2冊を合本したものがありまして、それを底本にして本文と図表を全文復刻し
ました。戦時中の労働運動についての原資料に基づいて編集された、精度の高い研究だそ
うです。
 以上、あわせて6冊の年鑑を復刻しました。数えたことはないですが、4000ページはあ
ると思います。通読はまず不可能な分量ですね。ファイルをワンテーマごとに小分けしま
したので、全文検索を使用されると効率的に調べることができるでしょう。

●戦前期原資料インデックス
(http://oisr.org/kensaku/genshiryo.html)
 大原所蔵の原資料(不定形資料)の検索カード情報をデータベース化して3月24日に公
開しました。ポスター展と同様の手法ですね。これによって、どのような資料群が当研究
所に所蔵されているのかが事前に調べられます。また、そうすることで当研究所に閲覧に
来られたときに時間を有効に使っていただけると思います。このようなデータベースをOI
SR.ORGでは「インデックス」と呼んで、以後シリーズ化する予定です。

●戦前期原資料インデックス(リストアップ版)
(http://oisr.org/kensaku/genshiryobr.html)
 こちらは上記のインデックスをブラウズしながら検索できるインターフェイスです。こ
ちらですと、まずどのようなものがあるのかが一目でわかります。ラジオボタンをチェッ
クして検索するだけで、そのテーマに関するファイルやフォルダのリストが表示されます
。これは4月6日に公開しました。

●『大原社会問題研究所雑誌』をPDFで全文公開
(http://oisr.org/oz/)
 こちらは4月20日公開したばかりの特大企画。当研究所の機関誌である『大原社会問題
研究所雑誌』(月刊、定価1000円)の最新号(2001年4月号)からPDFで全文を公開するプ
ロジェクトです。あわせて2000年度発行のバックナンバーの全文も公開しました。
 これは2月におこなわれた年に一度の研究員総会で二村名誉研究員が提案された企画で
して、月刊誌をオンライン・ジャーナル化しようというものです。法政大学出版局から刊
行されている有料印刷媒体の方はこれからも継続して刊行されますが、2001年度からは最
新号をその刊行にあわせてOISR.ORGでも公開することになりました。
 PDFで小分けして公開しますので、ちょうど抜き刷りのようなものとお考えください。
レイアウトもすべて印刷物と同じになっています。
 こうなると、有料印刷媒体が売れなくなるのではないかと懸念されるかもしれませんが
、こちらの定期購読者にはいろいろ特典がつきますので、私たちとしてはそれほど心配し
ていません。でも、ちょっとは心配なので、定期購読者特典を強化しました。ご都合のよ
い方をご利用ください。
 なお、作業手順と人手不足のため、雑誌発売日(毎月25日)から数日ないし3週間ぐら
いまでの範囲でOISR.ORGでの公開がずれると思います。今回の4月号は次号発売の5日前
という、滑り込みセーフでの公開となりました。新学期が始まってしまったので、なかな
か手がつかなかったんです。
 大原雑誌については、月刊誌でもありますので、OISR.ORGの大きなコンテンツです。そ
れに見合う扱いをしようということで、トップページに独立のコーナーを設けました。ご
注目いただけましたら幸いです。

(のむらかずお・研究員・社会学)

◇○◆●◆◇○◆●◆◇○◆●◆◇○◆●◆◇○◆●◆◇○◆●◆◇○◆●◆


アメリカ便り番外編(その5)−「旅」の総括(後編:ホテル)
                              五十嵐 仁


旅と宿

 少し間隔が開いて、気の抜けたビールのようになってしまいました。味は今ひとつかも
しれませんが、一応、完結させるということで後編を書きました。今回は、ホテルについ
てです。
 旅に宿は付き物です。旅の半分前後は、宿にいます。どれくらいの料金で、どのような
宿に泊まり、どのようなサービスを受けるかによって、旅の印象はガラリと変わってしま
います。
 料金の安い宿でサービスが悪くても納得できます。高い宿でよいサービスを受けても、
当然だと思います。安い料金でよいサービスであれば感激し、高い料金でサービスが悪け
れば、ガッカリします。
 また、泊まる場所がどのような所に位置しているかによって、行動範囲がかなり変わっ
てきます。駅の近くか、街の中心部か、自分が行こうとしている場所の近くか遠くか、と
いう問題も重要でしょう。したがって、事前のホテルの選定は大切です。
 このホテル選びの状況と実際の施設やサービスはどうだったのか。今回の私の「ニュー
イングランド一人旅」で、検証してみましょう。皆さんのこれからの旅の参考にしていた
だければ幸いです。

私のホテル選び

 今回の私のホテル選びは、基本的に旅行社にお願いしました。旅行社は、ボストン・イ
ンターナショナル・トラベルという、日系の旅行社です。ここを知ったのは、偶然に過ぎ
ません。こちらでたまたま目にした日本字新聞に宣伝が出ていたからです。
 ポイントはまず料金、次に場所です。料金は90〜100ドル位。場所はアムトラックの駅
の近くか、街の中心部に近いところ。アムトラック駅からも街の中心部からも遠い、たと
えば空港の近くのホテルなどは対象外です。
このホテル選びは、旅行社に完全にまかせたわけではありません。最終的には、一緒に
探しました。パソコンでホテルの場所や条件を検索するとき、私は横にいて、料金の面で
良さそうなホテルについて場所などを質問します。良く分からないとき、担当者はその場
から電話して聞いてくれました。これで大体の場所の見当が付きました。
 料金の面でも、結果的には予定よりも安くなり、満足のいくものでした。偶然にも、最
初のデトロイトのホテルが99ドル、次のクリーブランドのホテルが89ドルで、順にこの値
段が繰り返されるという形になりました。以下に、ホテルの名前と電話番号、値段の一覧
を掲げておきましょう。

 Best Western Detroit Downtown(313ー887-7000)    $99 ○
 Residence Inn Cleaveland Downtown(216-443-9043) $89 ◎
Hampton Inns Pittsburg(412-681-1000) $99 ○
 Wyndham City Center Hotel(202-775-0800) $89
 Best Western Center City Hotel(215-568-8300) $99
 Comfort Inns Midtown(212-221-2600)         $89 ○

 最後の三つは場所が入っていませんが、ワシントン、フィラデルフィア、ニューヨーク
の順です。Best Westernが二つはいっていますが、全くの偶然で、結果的にそうなった
だけです。最後の印は、○印が朝食付き、◎印が朝食だけでなく「夜食」も付いた所です
。無印は、宿泊だけです。

素晴らしかったクリーブランドのホテル

 先に掲げた一覧を見ると、一目でどこが一番良かったかが分かります。値段の割にサー
ビスが良く、部屋もダントツだったのは、クリーブランドのResidence Inn Cleaveland
 Downtownでした。ここは、季候の良い頃に長期滞在で泊まりたいようなホテルです。こ
のホテルについて、本編のHPで私は次のように書きました。
 「この部屋は良い。すごく良い。ここに住んでも良いくらいです。アメリカのホテルを
見直しました。今までのホテルで、こんな部屋に泊まったことはありません。我が生涯、
最高の部屋だと言っても良いでしょう。
 広さは20畳もあるでしょうか。まず、入ったところに、立派な事務机と椅子があり、仕
事ができるようになっています。今、この椅子と机でこれを書いていますが、座り心地は
今ひとつです。
 その前には4人くらいは座れるコーナー型のソファーがあります。ソファーの前にテー
ブルがあり、その上に飴の入ったガラスの入れ物が置かれています。日本の旅館のような
サービスです。
 入って直ぐ右には、二人用のテーブルと椅子があります。テーブルの上にはお皿やコッ
プ、コーヒーカップ、ワイングラスにナプキン、ナイフやフォーク、スプーンなどが用意
されていて、直ぐにも食事ができるようになっています。塩や胡椒まであります。
 そして、その前が何と、キッチンです。大きな冷蔵庫があります。中には、何もありま
せん。これが残念です。でも、製氷器と水入れがあります。
 キッチンにはガス台2つにオーブンが付いています。コーヒーメーカーもあって、挽い
たコーヒー豆もあります。これは嬉しいですね。煎れたてが飲めます。そして今、その煎
れたてを飲んでいます。
 暖炉まであります。とは言っても薪ではありません。ガスの火が点いていて、タイマー
のスイッチで大きくすることができます。暖房は別に調節できるようになっていて、設定
温度と現在の室温が、摂氏と華氏で示されています。
 ベッドはキング・サイズ(いわゆるダブルベッド)で、テレビの横には観葉植物の鉢植
えが置かれています。窓は二つもあります。クロークも、大きいのと小さいのと二つあり
ます。」
 まあ、「すごい」の一言につきます。しかも料金は89ドル。この他、朝には地元の新聞
が入り、帰るときにはホテルの車で送ってくれました。朝食も、ここが一番豪華で、かゆ
い所に手が届くような完璧なサービスでした。

他のホテルの寸評

 他のホテルは、それほど大きな違いがありません。一カ所だけ、バスタブがなく、シャ
ワーだけというところがありました。ニューヨクのComfort Inns Midtownです。でも、
簡単な朝食が付きました。
 それに、ニューヨクのブロードウェーの近くで、89ドルですから、一概に「悪い」とは
いえないでしょう。100ドル以下で中心部に泊まれたことだけで、良しとしなければなら
ないかもしれません。
 大きな違いはありませんでしたが、細かなところでは、かなりの違いがあります。たと
えば、朝食が付いたり、付かなかったりとか……。同じ値段でもこのような違いはありま
すし、値段が高いからといって朝食付きだというわけでもありません。この辺はバラバラ
ですので、気になる方は、予約するときに確認した方がよいでしょう。
 バラバラといえば、お風呂のお湯の入れ方、つまり湯船の蛇口が全て違っていたのには
驚きました。6つのホテルが別々の方式だったわけです。栓を右にひねるもの、左にひね
るもの、引くもの、押すもの、上に上げるもの、下に降ろすものでしたか。もう記憶は定
かではありませんが、ホテルに着いてお風呂に入るたびに、どうやったらお湯が出るのか
分からず、悪戦苦闘しました。
 おまけに、同じ、「Best Western」の名を冠したホテルでも、デトロイトとフィラデ
ルフィアでは、共通しているのは名前だけで、設備やサービスにはほとんど共通性はあり
ません。メモ用紙やボールペン、洗面所の水道の蛇口まで違います。アメリカの多様性を
評価してはいますが、この辺まできますと、私などには理解できなくなります。同じホテ
ル・グループなのであれば、どうして同じにしないのでしょうか。メモ用紙やボールペン
などは共通企画にして大量生産し、各ホテルに配った方がコストが安くなると思うのです
が……。

「観光立国」の提唱

 私は以前、サンクスギヴィング・デイの休みを使用した「プロビンスタウンへの旅」の
経験を下に、「五十嵐仁のアメリカ便り」11月25日付
で「私的日米比較観光論」を試みました。そこでは、観光地として整備されている点や街
路の美しさ、住居の分かりやすさなどをアメリカの良さとして評価しました。今回の私の
旅でも、この点は確認できたと思います。
 各地には立派な美術館や博物館がありますし、入場料はそれほど高くありません。ワシ
ントンなどは、ほとんど無料でした。フィラデルフィアでは、アメリカ建国に関わる歴史
的な建造物がきちんと保存されていました。タクシーの運転手がホテルを知らなくても、
住所を書いたカードを渡せば、間違いなく送ってくれました。これらは、アメリカの旅の
良さです。
 しかし、他方でやはり、前回と同様の不満を感じました。たとえば、自家用車中心に組
み立てられているアクセスの不便さ、冷え切った体を十分に温められない小さなバスタブ
、いちいちホテルから出て夕食に出かけなければならない不便さ、日本旅館などの超豪華
な夕食とは比較にならないつましい食事、部屋に入っても靴を脱いでくつろげないという
不満などは、今回の旅でも強く感じた問題点です。
 「総合点でいえば、やはり日本の勝ちということになるでしょう。これはつまり、観光
地における施設と接客のシステムにおいて、日本の方が優れているということを意味して
います」という、先の「私的日米比較観光論」の結論を変更する必要はないように思いま
した。したがって、次のような私の主張は、今回の「ニューイングランド一人旅」でも裏
付けられたように思います。
 「これまで、日本の『観光資源』として言及されるのは、豊かな四季と自然であり、独
特の歴史と文化でした。しかし、それと同様に、いやそれ以上に、観光地における日本的
な施設と接客システムもまた、大きな『観光資源』なのではないでしょうか。
 日本は、観光におけるハードウェアだけでなく、ソフトウェアにおいても世界の人々を
引きつけることのできる『資源』を持っており、『観光立国』を目指すことができるので
はないか。これが、今回のささやかな体験を通じての私の発見でした。
 それは、あまりにも『私好みのバイアス』に満ちたものかもしれません。しかし、外国
の人にも受けると思いますよ、畳の部屋に温泉や綺麗で美味しい料理は……。」

結論

 最近の日本旅館やホテルの伝統的な接客システムは、若い人にはあまり好まれないと聞
いています。不況の中で集客に頭を悩ませている旅館の中には、今までのやり方を改める
動きもあるようです。
 しかし、それによって日本旅館の良さまで失ってもらっては困ります。若い人に媚びる
必要はありません。私などのような、中高年者や外国人を相手にすれば良いと思います。
きっと、これからの高齢社会、国際化時代の中で、日本の旅館システムの良さを見直す人
が増えていくにちがいありません。
 日本旅館には、「観光立国」を目指して奮闘してもらいたい。アメリカのホテルも、日
本の旅館やホテルの接客システムを学んで、もっと宿泊客のくつろげる場になってもらい
たい(せめて、部屋にはスリッパをおいて欲しい)。これが、今回の旅の教訓であり、結
論です。
 
 
(いがらし じん・研究員・留学中)

******************************************************************
***************
【2000年2月6日〜4月23日】
    新 着 一 覧
***************

        △▼△▼△ 新着情報 △▼△▼△
************************************************************************

【 社会労働関係リンク集 】
http://oisr.org/links/toc03.html
--------------------------------------------------------------------------

(新たに追加したサイト)

・国労本部(01.4.18追加)

・鉄鋼労連(01.2.26追加)

・日本介護クラフトユニオン (01.2.26追加)

・JR総連(01.2.26追加)

・航空連合(01.2.26追加)

・全司法中部地区連合会 (01.2.18追加)

・全労連・全国一般労働組合愛知地方本部ヒット通商支部 (01.2.18追加)

・西多摩公立学校教職員組合 (01.2.18追加)

・島根県高等学校教職員組合(01.2.18追加)

・養老乃瀧の不当解雇を許すな (01.2.18追加)

・ソウル女性ユニオン(01.2.15追加)

・彦根労連(01.2.13追加)

・NTT労組データ本部 (01.2.13追加)

・全港湾(01.2.13追加)

・京王電鉄バス部門の分社化問題(01.2.12追加)

・ユニオンネット(01.2.12追加)

・日本私大教連(01.2.8追加)

・全専各協(01.2.8追加)

************************************************************************

 OISR.ORGでは皆様のご意見・ご感想をお待ちしております。
 更新情報ニュースレター "OISR-Watch" (無料)をご希望の方は
 こちらにお申し込みください。
   E-mail: webmaster@oisr.org

 購読を中止するときもこちらにご連絡ください。

 法政大学大原社会問題研究所 (http://oisr.org)
編集担当者:鈴木 玲
   〒194-0298 東京都町田市相原町4342
   TEL 042-783-2307 FAX 042-783-2311

************************************************************************

〔2001年4月23日開始、担当・鈴木玲〕


OISR-WATCH

法政大学大原社会問題研究所 (http://oisr.org)