OISR.ORG へようこそ 法政大学大原社会問題研究所
 

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★OISR-Watchは法政大学大原社会問題研究所の公式サイト "OISR.ORG"
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=========================== 目 次 =================================

【新着一覧(2000年7月12日〜8月17日)】

◆研究所情報
◆大原デジタルライブラリー(電子図書館・資料館)
◆社会労働関係リンク集
◆スタッフ個人サイト
◆研究所刊行物
◆英語版
◆OISR-WATCH

【OISRコラム】
◆ウェッブ・スタイリストの生活と意見[19](野村 一夫)
◆社会・労働関係リンク集の「注目サイト」:電機連合(鈴木 玲)

【編集後記】

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【2000年7月12日〜8月17日】
    新 着 一 覧
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        △▼△▼△ 新着情報 △▼△▼△

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【 研究所からのお知らせ 】
http://oisr.org/notice/index.html

・新着図書目録(2000.7受け入れ分)(00.7.25掲載)

・社会・労働関係文献月録(2000.5受け入れ分)(00.7.25掲載)

・夏期休暇中の開館日程について(00.7.14掲載)

・ネットワーク停止のお知らせ(00.7.13掲載)


************************************************************************
【 研究所のご案内 】
http://oisr.org/about/index.html

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【 大原デジタルライブラリー(電子図書館・資料館) 】
http://oisr.org/dglb/index.html

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★所蔵図書・資料の紹介★
http://oisr.org/own/index.html

(1)「所蔵図書・資料の紹介4 定期刊行物について」(『大原社会問題研究所雑誌』第4
94・495号(2000年1・2月より)(00.7.26デジタルライブラリーに掲載)

(2)「所蔵図書・資料の紹介5 戦前の原資料について」 (『大原社会問題研究所雑誌』
第494・495号(2000年1・2月より)(00.7.26デジタルライブラリーに掲載)

(3)「所蔵図書・資料の紹介6 戦後の原資料について」 (『大原社会問題研究所雑誌』
第494・495号(2000年1・2月より)(00.7.26デジタルライブラリーに掲載)

(4)「所蔵図書・資料の紹介7 マイクロ資料、博物資料、画像資料について」(『大原社
会問題研究所雑誌』第494・495号(2000年1・2月より)(00.7.26デジタルライ
ブラリーに掲載)

(5)所蔵図書・資料の概要(『大原社会問題研究所雑誌』第494・495号(2000年
1・2月より)(00.7.12掲載)

(6)所蔵図書・資料の紹介 図書(『大原社会問題研究所雑誌』第494・495号(200
0年1・2月より)(00.7.12掲載)

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★社会労働関係文献データベース★
http://oisr.org/kensaku/ronbun.html
http://133.25.160.82/kensaku/ronbun-ac.html
http://oisr.org/kensaku/washo.html
http://oisr.org /kensaku/yosho.html

○データは、毎月更新しています。(最新: 2000.8.1)

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★大原雑誌』書評欄★
(『大原社会問題研究所雑誌』書評欄オンライン版。執筆者の了解が得られたものから順
次掲載)
http://oisr.org/shohyo/index.html

(1)古川孝順『社会福祉基礎構造改革』評者:杉村宏(00.8.8掲載)

(2)濱野一郎・遠藤興一編著『社会福祉の原理と思想』評者:岩崎晋也(00.8.8掲載)

(3)遠藤公嗣『日本の人事査定』評者:石田 光男(00.8.8掲載)

(4)(財)家計経済研究所編『ワンペアレント・ファミリー(離別母子世帯)に関する6
カ国調査』評者:杉本貴代栄(00.8.8掲載)

(5)青井和夫・高橋徹・庄司興吉編『福祉社会の家族と共同意識』評者:田渕六郎(00.8.8
掲載)

(6)梅田俊英著『社会運動と出版文化』評者:伊藤 晃(00.8.8掲載)

(7)ヒュー・ウイリアムソン著『日本の労働組合』評者:井上 定彦 (00.8.8掲載)

(8)平尾武久・伊藤健市・関口定一・森川章編著『アメリカ大企業と労働者』評者:奥林 康
司(00.8.8掲載)

(9)大須賀哲夫・下山房雄著『労働時間の短縮』評者:小越洋之助(00.8.8掲載)

(10)村串仁三郎著『日本の鉱夫』評者:市原 博(00.8.8掲載)

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★ 研究論文 E-TEXTリンク集 ★
( WWW上に存在する社会・労働関係文献のE-textへのリンク集、およびE-textリンク集
へのリ
ンク。)

●労働編
http://oisr.org/sp/etextlinks-l.html
●社会編
http://oisr.org/sp/etextlinks-s.html
●ジェンダー編
http://oisr.org/sp/etextlinks-g.html

(1)中澤 秀雄「社会運動の『組織-機会』論と日本の住民運動―『政治過程アプローチ』
の前提をどう考えるか」をe-text(社会編)に追加(00.8.2)

(2)河原 直人氏の以下の論文をe-text(社会編)に追加(00.7.31)

☆高齢者ケアに関する政策決定過程をめぐるバイオエシックス的考察−−当事者の自己決
定に基づくケア・サービス
☆日本での移植医療の諸問題についての一考察 ─バイオエシックスの視座からの提言─
☆My Book Report on Veatch. RM., A Theory of Medical Ethics
☆健康のイメージについての私の見解 (付・原文訳「新しいイメージの必要性」)
☆事例研究:トリプトファン事件 (付・原文資料)
☆我が国の医療史における価値の変遷について
☆科学におけるガイドラインについて
☆不妊治療へのクローン技術適用の問題について
☆遺伝子組換え食品をめぐる情報開示の問題について
☆遺伝子診断における遺伝情報の問題について
☆出生前診断の普及がもたらす問題について
☆末期医療におけるSPIRITUAL CAREについて
☆死刑制度とバイオエシックス ─新たな価値システム構築への可能性を考えて─
☆性規範における「ダブルスタンダード」の問題について
☆共同体主義をめぐる諸概念の動態及びその価値関係について

(3)青木 恭子「出稼ぎと財産と世帯分割−−農奴解放から革命までのロシア農民家族に
関する最近の研究 」をe-text(労働編)に追加(00.7.31)

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【 社会労働関係リンク集 】
http://oisr.org/links/toc03.html
 
(リンク集全般)

(1)「社会・労働関係リンク集」労働組合全国組織-一般を新設 (00.8.7)

(2)「社会・労働関係リンク集」労働組合全国組織-化学産業 を新設(00.8.7)

(3)特集・国労・国鉄闘争関連リンク集を掲載。(00.7.12)

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(追加したサイトとその解説)

(1)郵政産業労働組合神戸中央支部(00.8.15追加)
http://homepage1.nifty.com/fwpa0167/index.htm
郵政産業労働組合神戸中央支部がほぼ日刊で発行する、「郵産労こうべ」の記事を掲載。

(2)伝送便 (郵政労働者全国協議会 機関誌)
http://www.tk.xaxon.ne.jp/~bobi/main.html
所属組合を越えた、郵便局に働く労働者の大衆的協議体の機関誌。目次と一部の記事を掲
載。

(3)JAあいち中央職員組合(00.8.13追加)
http://members.tripod.co.jp/jaunion/
1996年に発足。運動方針、組織体制、役員紹介、活動記録など。

(4)リンク集 自治体労働組合 (00.8.13追加)
http://www03.u-page.so-net.ne.jp/da2/kurochan/link/link05.html
黒田充氏主宰の私家版  自治体情報倉庫の一部。自治体労組のWEBサイトのあり方を論
じとともに、ナショナル・センター系統別自治体労組サイトの解説付きリンクを提供す
る。

(5)全司法労働組合(00.8.9追加)
http://plaza3.mbn.or.jp/~zenshiho/
全国の裁判所に働く職員を組織対象とする組合。対象者の約7割にあたる1万3000名を組
織。司法制度改革の提言案、少年法「改正」問題、『全司法新聞』の記事抜粋など。

(6)全国ガス(全国ガス労働組合連合会)(00.8.7追加)
http://ws1.jtuc-rengo.or.jp/zenkokugas/index.htm
ガス産業労働者、全国85組合、3万人が加盟している。連合加盟。組合組織紹介、加盟組
合案内、ガス産業への提言など。

(7)全国一般労働組合(00.8.7追加)
http://www.zenkoku-ippan.or.jp/
連合加盟。未組織職場でも1人で、雇用形態にかかわらず加入できる。組合紹介、活動案
内、組合作りの相談窓口、全国一般が地方で開設しているWEBサイトへのリンクなど。

(8)自交総連東京地連(00.8.2追加)
http://homepage2.nifty.com/ATU/
タクシー、ハイヤー、自動車教習所、観光バ ス、福祉バス、それらの自動車を整備する労
働者を組織。37単組、1万3千人で構成される。組織紹介、目標、歴史、法律相談の案内
等。

(9)NTT労働組合データ本部(00.8.2追加)
http://www.ntt-union-data.gr.jp/
多くのページは組合員専用。共済制度のページ、ボランティア活動に関するページ、メン
タルヘルスに関連の記事を掲載したページなどが一般に公開されている。

(10)京都自治労連(00.7.31追加)
http://www.labor.or.jp/kyoto-jichirouren/
京都府内の自治体労働者を組織。組合員数1万7千人。大会報告、機関紙の記事など。

(11)佐世保地区労(00.7.24追加)
http://www.rimpeace.or.jp/jrp/sasebo/ssbchikro/ssbckrind.html
「追跡!在日米軍」WEBサイトの一部。地区労の簡単な紹介と活動報告・予定。

(12)都城高専教職員組合(00.7.22追加)
http://mnct-union.com/
組合の歴史、ニュース、専門部のページ、コラム、参考資料など。

(13)レジャーサービス連合関西地方連合会 (00.7.20追加)
http://ws1.jtuc-rengo.or.jp/ls-kansai/
レジャー・サービス連合の地方組織。ホテル、旅館、レジャー施設、旅行業で働く労働者
を、雇用形態にかかわりなく組織対象とする。組合紹介、「組合づくりをお手伝いしま
す」、加盟組合リスト。

(14)レジャーサービス連合九州 (00.7.20追加)
http://ws1.jtuc-rengo.or.jp/ls-kyushu/
レジャー・サービス連合の地方組織。労働相談、組織・加盟組合紹介、各部会の案内、
「『憲法』と『労働組合法』」など。

(15)国際労働機関(ILO) 結社の自由委員会報告書("318th Report of the Committee
on Freedom of Association")(00.7.18追加)
http://www.ilo.org/public/english/standards/relm/gb/docs/gb276/gb-7-1.htm#C
ase No. 1991
"Complaint against the Government of Japan presented by the Japanese
National Railway Workers' Union (KOKURO) and the All National Railway
Locomotive Engineers' Union (ZENDORO)"など。

(16)化学総連(00.7.17追加)
http://ws1.jtuc-rengo.or.jp/kagaku-s/
組織図、加盟組合一覧、事務所地図のみ。他のページは工事中。

(17)自治体問題研究所(00.7.17追加)
http://www.bekkoame.ne.jp/i/jitiken/index.html
研究所の紹介、趣旨、『月刊 住民と自治』の目次、出版案内、など。いくつかの都府県ご
とに組織されている地域自治体問題研究所へのリンクもある。

(18)全環境労働組合 国立環境研究所分会(00.7.17追加)
http://www.intio.or.jp/arbeiter/
「国立試験研究機関の独立行政法人化に関して」、「国立環境研究所分会ニュース」オン
ライン版、国公労連「行革闘争ニュース」オンライン版、「処遇関係データベース」な
ど。

(19)NTT TE九州支部(00.7.17追加)
http://www.mekyushu-union.gr.jp/
組織、役職員紹介、「委員長の部屋」など。

(20)長野県医労連(00.7.17追加)
http://www.janis.or.jp/users/krn/irouren/
長野県の医療・福祉関係で働く約8000人が加盟、1968年結成。春闘情報、行事予定、「す
べての准看護婦を看護婦に!!」など。

(21)京都医労連(00.7.17追加)
http://www.labor.or.jp/iroren/
"Message for you"は労働組合運動の意義・必要性を要領よく説明している。その他「ヘ
ルパー110番」、ニュースなど。

(22)鹿児島県医労連(00.7.17追加)
http://www.d4.dion.ne.jp/~keyboo/
鹿児島県の医療・福祉施設関係で働く約2000人の労働者が加盟。加盟組合紹介、「医療リ
ストラ110番」、介護保険アンケート、「3万人看護体制早期確立のための提言(案)」
など。

(23)神戸地区労(00.7.15追加)
http://www2.gol.com/users/chikurou/
活動案内、加盟組合紹介、市制要求など。

(24)東京都労働経済局 労働研究所・労働資料センター(00.7.13追加)
http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/labo/index.htm
東京都労働経済局WEBサイトの一部。労働研究所の過去・現在の項目別調査のリスト、
研究者・助言者の一覧を見ることができる。また、労働資料センターの案内もある。

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(URL・名称を変更したサイト、コメントを追加・更新したサイト)

総合社会福祉研究所(00.8.9URL変更)

(1)韓国民主労総(00.8.7URL変更)

(2)ルーマニア(C.N.S.L.R.-FRATIA、英語版)(00.8.7URL変更)

(3)(財)大阪社会運動協会(00.8.4URL変更)

(4)全労連・全国一般神奈川地方本部NOK分会(00.8.4URL変更)

(5)UNIONひごろ(大阪東地域合同労働組合)(00.8.4URL変更)

(6)沖縄県高教組 教育文化資料センター(00.7.31URL変更)

(7)全法務省労働組合(00.7.31URL変更)

(8)日本看護協会(00.7.31URL変更)

(9)吉田誠(横浜市立大学 労働社会学)(00.7.31URL変更)

(10)中央労働災害防止協会(JISHA)(00.7.31URL変更)

(11)民主労総英文ホームページ(00.7.22URL変更)

(12)現代自動車労働組合(00.7.22URL変更)

(13)全労協・郵政労働組合全国協議会(00.7.22URL変更)

(14)自治労横浜(00.7.20URL変更)

(15)奈良高専職員組合(00.7.20URL変更)

(16)東京大学職員組合(00.7.20URL変更)

(17)自治労学校事務協議会(00.7.15URL変更)

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【 スタッフ個人サイト 】

★ スタッフ個人サイトの近況 ★
http://oisr.org/links/toc04.html

○個人サイトの最新情報についてはトップページ、および各サイトの更新情報をご参照く
ださい○
http://oisr.org

●二村一夫著作集
http://oisr.org/nk/index.html
 ★オンラインで連載中の『高野房太郎とその時代』はようやく東京時代を終え、舞台は
横浜に移りました。この1ヵ月間に新たに掲載したのは、「第3章 社会人一年生−−横浜
時代」の第1回「二人の伯父」と第2回「住み込み店員の日々」です。

 ★また、オーストラリアのウロンゴング大学のシンポジウムで発表した英文ペーパーの
日本語版「第二次大戦以降の日本労使関係−−1940-1993」を7月24日に掲載しました。 

●こんにちは、ようこそ早川です。
http://oisr.org/hayakawa/index.html
 8月3日、私の「公務関連情報室」に「国労の続開大会について」を掲載した。これ
は、6月に、「JR1047人不採用問題、『政治的解決』か?」を掲載したのを皮切り
に、7月1日の国労臨時大会を経て、7月3日、「国労臨時大会紛糾、採決できずに休会
へ」をアップした、その続きである。
 私のこの事態をめぐる見解は、それらに表明してある。大原社会問題研究所公式サイト
におけるリンク集の特集「国労・国鉄闘争」とともに、見ていただければ幸いである。
 
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【 研究所刊行物 】
http://oisr.org/pub/toc05.html

・『大原社会問題研究所雑誌』2000年9月号予告を掲載。(00.7.25)

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【 英語版 】
http://oisr.org/english/toc06.html

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Links to Labor and Social Websites in Japanにつぎのサイトを追加し、あるいは
URLを訂正しました。
http://oisr.org/links/elinks.html

・Zen-Yusei (All Japan Postal Labour Union)(00.7.25追加)

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【OISR-WATCH】
OISR-WATCHの 最新号・バックナンバーと、掲載コラムを著者別に見ることができます。
http://oisr.org/watch/index.html

・OISR-WATCHのページに19号とコラムを掲載。(00.7.17)

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△▽△▽△▽△▽△▽△▽ O I S R コ ラ ム △▽△▽△▽△▽△▽△▽
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コラムのバックナンバーは、
http://oisr.org/watch/index.html
で見ることができます。

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ウェッブ・スタイリストの生活と意見[19]
西暦2000年のピンポン
                      野村 一夫

 六月末日締切という共著用論文に手がつかず、ようやく授業の終わるころあたりから書き
始め、八月初旬に書き上げました。そのため諸般の仕事がこれまた滞留し、それをこなすの
にまた一苦労。一昨日ようやく追いつきまして、昨日から夏休み態勢です。そう、こんどは
夏休みのお仕事ですね。(~o~)
 まあ、そんなこんなで、複数のプロジェクトが走り出しますと、五畳一間の書斎ではこな
しきれなくなりまして、じっさいにいろいろ混乱がでてきます。それで一仕事かたづくたび
に書斎の整理をしてきました。整理といっても、ものを減らすしか方法はないので、ひたす
ら処分処分です。
 折しも辰巳渚さんの『「捨てる!」技術』(宝島新書)がベストセラーになっています。
これを読むと、書斎にあるほとんどのものが「捨て」の対象になることがわかります。昔読
んだ本や思い出の品々、膨大な手紙や書類の束、読みもしないマニュアル、枯れ葉のように
酸化した新聞の切り抜き、若いときから集め続けてきたレコードやCD、書き味の悪くなっ
たボールペン、いかにも勉強したぞという墓碑銘としてしか意味のない研究ノート、コピー
するだけで満足して結局読まずじまいの欧文雑誌の論文コピー、本を出したときに発生した
膨大なゲラ(校正刷り)、パソコンを換えたので繋げなくなってしまったSCSI機
器・・・こう考えると書斎にあるモノのほとんどはいらないモノなんですねえ。いやはや、
人はどうしてこうモノを抱え込んでしまうのでしょう。因果なものです。
 今回はこれらをかなり大胆に捨てて、書斎にスペースをつくっています。広い机も注文し
て(といっても今使っている食卓用のテーブルを大きめのプレーンなテーブルにするだけで
すが)、これでなんとか「どんとこい!」状態になりました。
 さて、同じようなことは、わが大原社研でも生じています。研究所では戦前から労働運動
についての資料を収集してきました。戦前のものについては、東京大空襲にさらされながら
も焼け残った「柏木の土蔵」(涙)のおかけでポスターなどの原資料やマルクスサイン本な
どの貴重書の多くが戦後に残され、今日では貴重なコレクションになっていますが、戦後に
ついても継続的に収集してきました。その実績の積み上げが「向坂文庫」をはじめ、数々の
貴重な資料の寄贈先として大原社研が広く知られる理由です。
 ところが、現在ある多摩キャンパスの地下三階の広い専用書庫がそろそろ満杯になってき
たのです。保管資料や未整理資料の段ボールが通路をふさぎ、資料を取り出すのも、さしず
め障害物競走といった観を呈しています。資料の寄贈があいついで、資料整理が間に合わな
いのです。
 私はインターネット担当のニューカマーなので、こちらについてはとんと不案内なのです
が、多摩キャンパスに研究所が移転した当初は、がらがらの地下書庫でお昼休みにピンポン
だってできたそうです。その証拠に当時の所員が自分たちで買った卓球台が残っています。
 しかし、しだいに書庫が手狭になってピンポンするだけのスペースがとれなくなったそう
で、昨年私が研究所に来たときには、すでに卓球台はポスター資料の作業台と化していまし
た。そしてさらに最近、新たに寄贈された資料の段ボール箱で卓球台が取り囲まれてしま
い、ついに作業台としても使えなくなってしまったのです。
 恥ずかしながら私は中学時代、卓球部でした(ああ、ハズカシ)。だから久しぶりに卓球
台をみて、うずうずしてきたのです。「トヨエツ対山崎努」のCMもありましたしね。とい
うわけで、この夏は終業時間も早いことだし、このさい卓球台を復活させようと決意。せめ
て卓球台のまわりだけは整理しようと片づけをしました。百箱以上の段ボールを移動しまし
たが、いやあ、資料係はたいへんですねえ。これは腰を痛めます。
 大汗かいて卓球台は復活しました。が、すでにくたびれてしまって、梅酒のCM「ち
らっ」程度しかピンポンできませんで、そのまま今日にいたっています。卓球大会はいった
いいつの日にできるのか。ちなみにコラムのタイトルは大江健三郎の『万延元年のフット
ボール』にひっかけているのですが、全然ぴんとこないですね。(^^;) 古参の元所員のお話
によると、戦前の大原社研ではピンポンが恒例行事のようにやられていたとのこと。この忘
れられた伝統、復活したいものです。
 さて、今回のプロセスでいろいろ思うところがありました。ひとつは、歴史資料というも
のの膨大さです。質もさることながら量をこなすことがこの分野では必要なようです。この
膨大な量の紙の中から重複をはぶき、特別扱いすべき貴重な資料を選り分け、リストを作成
するというのは、思うだにぞっとする作業です。これを淡々とこなしてこられたスタッフの
お仕事に感嘆しないではおれません。
 これまでほとんど見たことがなかったのですが、じっさい段ボール箱の中を見てみます
と、たいていは未整理書類の束がごっちゃに入っています。中身を見なければそのまま捨て
られそうなくらいです。しかし、路上のビラが貴重な資料になりうる世界ですので、専門的
な判定が必要になります。
 でも見ていると、大原社研で刊行している労働年鑑が入っていたり、同一論文の抜き刷り
が百冊ぐらいも入っていたりして「なんだかなあ」と思うものもけっこうありました。「捨
てる紙ありゃ、拾う紙あり」ではありますが、大原が便利な捨て場所になっていないでもな
いかなと思うところもあります。
 また、段ボール箱のサイズについても、本や書類を入れるとなると、いわゆる10号(底面
がB4)が限界です。8号サイズでちょうどいいぐらい。しかし、たいていは12号やそれよ
り大きな箱に詰め込んである場合が多く、並の重さではありません。運送経費を節約するた
めでしょうね。
 「労働者にやさしい」研究所にいる者としては、これを運ぶ運送業者の人たちや資料整理
に携わる人たちの身体を痛めるような大きな箱を使う無神経さが気にかかります。私自身
は、このあたりが日本の労働運動の限界かなあとも感じましたね。ま、私は門外漢なので、
あくまでも個人的感想ですが。もうひとつ個人的感想でいえば、研究所にも「捨てる技術」
が必要ではないかとも思いました。次代に残すべきものを残すために、それは必要です。
 それはそうと『「捨てる!」技術』を読んで決意したことは「捨てる」ことだけではあり
ませんでした。帯によると、これ、70万部も売れたそうです。ということは680円×0.1(と
して)×700000(部)=47600000円、つまり4760万円の印税が発生しているということ? 
う〜ん、オビンボな私としてはこっちを拾いたいものです。

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社会・労働関係リンク集の「注目サイト」:電機連合

鈴木 玲

 今回は、社会・労働関係リンク集、労働組合全国組織−製造業に掲載されている電機連合
http://www.jeiu.or.jp/index.html
の紹介と批評をします。電機連合は、電機・電子・情報産業の労働者を組織する組合で、加
盟組合数225、組合員数は約74万人、連合では3番目に大きい加盟単産です。
 
 電機連合サイトには、他のサイトで見られるような「スタンダード」なメニュー(運動方
針、組織の歴史、加盟組合紹介、労働相談、春闘回答情報など)と、他のサイトではあまり
見られないユニークなメニューがあります。ユニークなものは、組合員個人とその家族の立
場から組合活動を紹介する「でんき朗君の1日」、環境問題のコーナー「地球がピンチ−環境
問題を問う」、組合運動について討論の場を提供する「フリートーク」のコーナーなどで
す。
 「でんき朗君の1日」は漫画形式の組合紹介です。「会社生活」、「社会生活」、「家庭生
活」の場面で、組合員や家族が抱えるさまざまな問題や悩みが書かれているところをクリッ
クすると、電機連合の活動やサービスの紹介が出てくる仕組みになっています。このコー
ナーは、組合の活動やサービスを、わかりやすく、組合員個人に身近なものとして紹介する
するユニークな企画ですが、いくつこのことに気づきました。1つは、ここで想定されてい
る組合員は男性であり、女性組合員の悩みについて触れていないことです。もう1つの点は、
「社会生活」の場面で触れられている問題は、ほどんど政治問題なので、「社会生活」とす
るのは少しミスリーディングではないかと感じたことです。
 「地球が大ピンチ−環境問題を問う」では、環境問題についての電機連合の方針や、「容
器リサイクル法」や「家電リサイクル法」など最近成立した環境保護関連の法律、省エネア
イデアなどの紹介をしています。環境問題を大きく扱う単産レベルのサイトは、電機連合の
ほか自動車総連のサイトがありますが、その他の単産サイトでは見られないようです。しか
し、(私の理解不足かもしれませんが)このコーナーのテーマまたは基本コンセプトがすぐ
には見えてきません。「電機連合戦略室 - PLAN & ACTION -」を読むと何となくわかってき
ますが、これは長くて抽象的な文書です。このコーナーのトップで、一目で電機連合の環境
問題の立場がわかるように工夫する必要があるのではないでしょうか。
 「フリートーク」は、電機連合の政策に対する意見と、それに対する電機連合のリスポン
スが掲載されています。中には批判的な意見もあります。このような討論の場を提供する
コーナーを持っているのは、ナショナルセンターや単産サイトの中ではおそらく電機連合が
唯一であると思います。その意味で、貴重な試みだと思います。
 その他注目すべきなのは、電機総研のコーナーです。ここでは、毎週「情報ホットライ
ン」を発行して経済・雇用情勢を提供しています。バックナンバーも1999年の8月分から掲載
されています。「労働問題おたすけ帖」も注目コーナーです。「おたすけQ&A」は、「電機連
合中小ハンドブック」からの抜粋が掲載され、組合役員に対して実務的なアドヴァイスを提
供しています。
 
 また、電機連合は、多くの組合が反対する中で裁量労働制を認めたり、「受動型・抵抗
型」から「提案型・創造型」の労働運動を提案するなど、(その評価はともかく)ユニーク
な政策打ち出しています。このような電機連合のスタンスは、「見解・談話」のなかの「第
48回定期大会 委員長挨拶全文」(2000年7月開催)や、「企画業務型裁量労働制施行に際し
て、電機連合の見解」などに反映されています。

(すずきあきら 大原社会問題研究所研究員)

◇○◆●◆◇○◆●◆◇○◆●◆◇○◆●◆◇○◆●◆◇○◆●◆◇○◆●◆
編集後記

□残暑お見舞い申し上げます。OISR-Watch NO.20をお届けします。

□夏休み一斉休暇および、システム・メンテナンスによるサーバーのダウンにより、発行
が遅れてしまいました。

(文責:鈴木玲)
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〔2000年8月25日開始、担当・鈴木玲〕


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