OISR.ORG へようこそ 法政大学大原社会問題研究所
 
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           ★ O I S R - W A T C H ★

◆◆◆法政大学大原社会問題研究所公式サイト"OISR.ORG" Newsletter◆◆◆

No.8 1999年8月26日発行

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★OISR-Watchは法政大学大原社会問題研究所の公式サイト "OISR.ORG"
   http://oisr.org
の最新情報をお伝えするニュースレターです。購読は無料です。
月に二回か三回程度、配信します。ご希望の方は
   webmaster@oisr.org
までメールでお申し込みください。

=========================== 目 次 ==============================

【お知らせ】
【新着一覧(1999年7月30日〜8月25日)】
◆お知らせ
◆研究所情報
◆大原デジタルライブラリー(電子図書館・資料館)
◆社会労働関係リンク集
◆スタッフ個人サイト
◆研究所刊行物
◆英語版

【OISRコラム】
◆社会・労働関係サイト探検(7) (名誉研究員 二村 一夫)
◆ウェッブ・スタイリストの生活と意見[7](兼任研究員 野村 一夫)
◆ホームページ代筆ボランティア? (兼任研究員 小関 隆志)
【編集後記】

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【お知らせ】【お知らせ】【お知らせ】【お知らせ】【お知らせ】【お知らせ】

 OISR.ORG全文検索(http://oisr.org /search/index.html)を8月25日に
設置しました。全文検索は日本語全文検索システム Namazuに基づいています。
全文検索によって、OISR.ORGの内容(スタッフ個人のページを含む)を
キーワードによって検索できます。現在、1,607 のファイルがインデックス化さ
れ、 160,628 個のキーワードが登録されています。OISR.ORG全文検索へのリン
クは、トップページのTable of Contentsの右上、英語ページへのリンクの下に
あります。
 詳しくは、検索ページの利用方法の説明をご参照下さい。

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【お知らせ】【お知らせ】【お知らせ】【お知らせ】【お知らせ】【お知らせ】


OISR.ORG、大原デジタルライブラリー、研究員個人サイトがインターネット及び活字
メディアで紹介されました。

・Academic Resource Guide No.037(99年8月5日)が「大原デジタルライブラリーと
『二村一夫著作集』」の特集を組み、「大原デジタルライブラリーのこと」
(二村一夫名誉研究員)と「知的産物客観作業の冒険−−『二村一夫
著作集が意味するもの』」(赤間道夫−愛媛大学法文学部教員)が掲載されました。
http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/037.html

・ARIADNE「社会学と民族研究」の中の「日本の社会学サイト」で、OISR.ORG、
大原デジタルライブラリー、二村一夫著作集、ソキウス(野村一夫兼任研究員の
個人サイト)が紹介されました。
http://Ariadne.ne.jp/sociology.html

・また、最近刊行されたARIADNE編『思考のためのインターネット』
(ちくま新書、1999年)の140−141ページにもこれらのサイト紹介があります。
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【1999年7月30日〜8月25日】
    新 着 一 覧
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        △▼△▼△ 新着情報 △▼△▼△


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【 研究所情報 】

http://oisr.org/about/toc01.html

★OISR-WATCH No.7(99.8.1掲載)

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【 大原デジタルライブラリー(電子図書館・資料館) 】

http://oisr.org/dglb/index.html
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★ E-Textリンク集 ★ (WWW上に存在する社会・労働関係のE-Textへのリ
ンク集)

http://oisr.org/sp/etextlink.html
今回、追加リンクはありません。
----------------------------------------------------------------------
★ 『大原雑誌』書評欄 ★ (電子図書館の『大原社会問題所研究所雑誌』
書評欄オンライン版につぎのファイルを追加し、収録数は 7月29日時点で214
点に達しました。)

http://oisr.org/shohyo/
今回、追加リンクはありません。
----------------------------------------------------------------------
★ 学術研究関連リンク集 ★
(日本労働研究機構) (WWW場に存在する研究関連情報・ツールに関するリンク集)
http://oisr.org /sp/dglblinks.html

(1) 労働記事データベース(日本労働研究機構)(99.8.11学術研究関連リンク集に追加)

(2) 労働情報ナビゲートシステム(日本労働研究機構)
(99.8.6学術関連リンク集に追加)

----------------------------------------------------------------------
★社会労働関係文献データベース★

http://oisr.org/kensaku/ronbun.html
http://oisr.org/kensaku/washo.html
http://oisr.org /kensaku/yosho.html
最新データ更新: 99.7.28


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【 社会労働関係リンク集 】

http://oisr.org/links/toc03.html

★ 社会・労働関係リンク集 ★ 
(つぎのサイトを追加しました)

(1) 糸西教職員組合(新潟県糸魚川市西頸城郡教職員組合)(99.8.20追加)

(2) 京都府立高等学校教職員組合(99.8.20追加)

(3) 管理職ユニオン・関西(99.8.20追加)

(4) 日本電気ホームエレクトロニクスユニオン(99.8.10追加)

(5) 労働史研究機関国際協会(IALHI)加盟機関リストを更新(99.8.7、12サイト追加)

(6) 労働調査協議会(労調協)(99.8.7追加)

(7) 東大全学職員連絡会議(東大職連)(99.8.5追加)

(8) 郵政産業労働組合埼玉支部(99.8.4追加)

(9) 塚本さんの過労性腰痛・過労性頸肩腕障害労災認定裁判を支える会(99.8.2追加)

(10) 生協総合研究所(99.8.1追加)


(つぎのサイトのURLを訂正しました)
(1) 社会政策学会(99.8.19URL変更)

(2) Tokyo Foreign Language College Teachers' Union(TFLCTU)(99.8.13URL変更)

(3) The Kanto Foreign Language Teachers' Unions' Federation(関東外国語教員組合連合)(99.8.13URL変更)

(4) 姶良ユニオン(99.8.13URL変更)

(5) 北大阪合同労働組合(99.8.13URL変更)

(6) 岐阜県学校職員組合(99.8.13URL変更)

(7) 岐阜県教職員組合(99.8.13URL変更)

(8) 和歌山大学教職員組合(99.8.13URL変更)

(9) 自治労連宇治市職員労働組合(99.8.13URL変更)

(10) 全印総連共同印刷労働組合(99.8.8URL変更)

(11) 大和ソフトウェアリサーチ労働組合(99.8.8URL変更)

(12) 長野県農業団体労働組合連合(長野県農団労)(99.8.8URL変更)

(13) 四国電力総連(99.8.8URL変更)

(14) 蛇の目ミシン従業員組合(99.8.8URL変更)

(15) 全厚生職員労働組合(99.8.5URL変更)

(16) PEACE WAVE(99.8.1URL変更)

(17) 反核医師の会(99.8.1URL変更)

(18) 三菱広島・元徴用工被爆者裁判を支援する会(99.8.1URL変更)

(19) 在日韓国民主女性会(99.8.1URL変更)

(20) メンズリブ東京(99.8.1URL変更)

(21) 青法協かながわ(99.8.1URL変更)

(22) 広島・市民オンブズマン会議(99.8.1URL変更)

(23) ハローワーク求刑情報(99.8.1URL変更)

(24) 本障害者協議会( JD )(99.8.1URL変更)

(25) 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会(99.8.1URL変更)

(26) Indonesia Alternative Information(99.8.1URL変更)

(27) アジアの教育支援の会(AEA)(99.8.1URL変更)

(28) 日本国際ボランティアセンター(JVC)(99.8.1URL変更)

(29) 山谷で ボランティアしませんか(99.8.1URL変更)

(30) よこはまかもめ会(クレジット・サラ金被害者の会)(99.8.1URL変更)

(31) 子どもと教科書全国ネット21(99.8.1URL変更)

(32) 読売新聞奨学生上村修一君の過労死裁判を支援する会(99.7.31URL変更)

(33) 労働組合電脳部(99.7.31URL変更)

(34) 教育センター富士(99.7.31URL変更)

(35) 「学習の広場」(労働者教育協会)(99.7.31URL変更)

(36) くまもと労働学校(99.7.31URL変更)

(37) 全国保険医団体連合会(保団連)(99.7.31URL変更)

(38) 弁理士会(99.7.31URL変更)


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【 スタッフ個人サイト 】

★ スタッフ個人サイト ★

http://oisr.org/links/toc04.html

○個人サイトの近況○

□「二村一夫著作集」(http://oisr.org/nk/)
『二村一夫著作集』 9月25日の刊行開始2周年に向け、改訂作業中

□「五十嵐仁ホームページ」(http://oisr.org/iga/home.htm)
井戸正伸『経済危機の比較政治学−日本とイタリアの制度と戦略』への疑問(99.8.2追加)

□小関隆志のページ(http://oisr.org/koseki/)
「OISRコラム」の「ホームページ代筆ボランティア?」をご参照下さい。

□ソキウス(野村一夫)(http://socius.org)
近況は、
http://www.honya.co.jp/contents/knomura/history/history.html#latest
をご覧下さい。

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【 研究所刊行物 】

http://oisr.org/pub/toc05.html
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【 英語版 】

http://oisr.org/english/toc06.html
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Links to Labor and Social Websites in Japanにつぎのサイトを追加し、あるいはURLを
訂正しました。

http://oisr.org/links/elinks.html

(1) Consumers' Co-operative Institute, Japan(99.8.2追加)


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【社会問題研究リソース】

社会問題研究に関するさまざまな基本文献やインターネット上のリソースを提供する研究
案内です。(現在は、今後カバーする社会問題のリストとプロジェクトのプランのみ)。
http://oisr.org/sp/index.html
「OISRコラム」の野村一夫氏のウェッブ・スタイリストの生活と意見[7]
をご参照下さい。

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【レッスン】

OISR.ORG作成の舞台裏をお見せします。社会科学系サイトの水準向上のために、ともに
学び、ともに悩みます。OISR-Watch 連載のコラムもここで順番に読めるようにしました。

http://oisr.org /lesson/index.html
「OISRコラム」の野村一夫氏のウェッブ・スタイリストの生活と意見[7]
をご参照下さい。


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【その他】

★OISR.ORG全文検索(99.8.25掲載)

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△▽△▽△▽△▽△▽△▽ O I S Rコ ラ ム △▽△▽△▽△▽△▽△▽
このコーナーは、当研究所関係者のコラムを掲載します。今回は、二村一夫
名誉研究員、野村一夫兼任研究員、小関隆志兼任研究員の記事を掲載します。
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社会・労働関係サイト探検(7)
                             二村 一夫


今回は、お詫びと訂正の連続というより「お詫びと訂正特集」です。なんとも
お恥ずかしい次第で、穴があったら入りたいとはこのことです。

訂正の第1は、前回、東京大学社会科学研究所
http://www.iss.u-tokyo.ac.jp/
について紹介したなかで、不正確な記述があったことです。オンライン版では
すでに訂正しましたので、あるいはご承知の方もいらっしゃることでしょう。
問題は、前号でつぎのように書いた点です。

>もうひとつ、東大社研のサイトで注目されるのは、社研の付属施設として設 け
>られた日本社会研究情報センターが運営している《SSJデータアーカイブ》と
>《朝日新聞の切り抜きデータベース》がある。これらのデータベースは、原
>則は利用者IDの取得が必要であるが、現在はguestとして誰でも利用すること
>が可能である。具体的な内容は、直接アクセスしていただくことにしたい。

この利用者IDの問題は、朝日新聞記事データベースについては上記の通りです
が、《SSJデータアーカイブ》は利用者IDは不要で、誰でも利用可能でした。
この間違いは、東京大学社会科学研究所・日本社会研究情報センターの佐藤博
樹さんからのご指摘で気づきました。また、佐藤さんはこの《SSJデータアー
カイブ》について、「統計情報の検索にも利用価値はありますが、本来のねら
いは磁気化された個票のデータアーカイブ構築と個票データの学術研究への提
供です。ちなみに、現在、約230データセットを提供しています。」とコメ
ントしてくださいました。

訂正だけでは、申しわけないので、新しい情報もお届けしましょう。それは、
日本労働研究機構のホームページ
http://www.jil.go.jp/index.htm
で、今月上旬から、「労働記事データベース」の利用ができるようになりまし
た。これまでもニフティ・サーブのLINCでは公開されていたのですが、ニフテ
ィの会員でないと利用できないという問題がありました。インターネット上で
誰でも使えるようになりました。この「労働記事データベース」は、政労使3
者の代表的な情報紙である、つぎの3紙の記事を検索することが出来ます。
『週刊労働ニュース』の1972(昭和47)年1月発行分以降)、『日経連タイムス』
1994(平成6)年6月発行分以降)、『WEEKLYれんごう』1994(平成6)年6月発行
分)。


さて、第2の正誤訂正は、第4号、本連載の番号では(3)で、コーネル大学労
使関係図書館を紹介した最後に
>また1997年からは、Human Resource Executive magazine と共同で求人
>求職サイトともいうべきworkindex.comをWWW上に開設した。
と書いたことについてです。

この前半、つまり「コーネル大学労使関係図書館Human Resource Executive
magazine と共同でworkindex.comを設立した」とした点は正しいのですが、こ
れを「求人求職サイト」と定義したのは全くの間違いでした。workindex.com
発足時のうたい文句を誤解(誤読?)し、その間違った印象のまま最新の状況
を確かめずに書いたためのミスでした。正しくは、「人事労務関連のYahoo」
ともいうべきサイトでした。つまり、人事・労務に関連する主要サイトを登録
し、これをカテゴリー別に見ることができるようにしているのです。もちろん
キーワードで検索も可能です。

なお、このworkindex.comのURLはつぎのとおりです。
http://www.workindex.com/


さて、このサイトが主たる利用者に想定いるのは、企業の人事担当役員(それ
に求職者)で、分類区分にもそれは反映しています。分類の第一段階はつぎの
ようなカテゴリーから成り立っています。
Career Management and Outplacement
Compensation
Economic, Public Policy and Statistics
HR Consulting
HR Software and Technology
Health Benefits and Insurance
Human Resource Management
Labor Relations
Labor Unions and Employee Organizations
Laws, Legislation and Litigation
Management Science
Organizational Behavior
Recognition and Incentives
Recruitment
Relocation Services
Retirement Benefits and Services
Safety and Health
Special Benefits and Services
Staffing and Temporary Services
Testing, Appraisal and Evaluation
Training, Development and Education

各カテゴリーはさらにサブカテゴリーに分類されている。たとえば Labor
Relations の下にあるサブカテゴリーは つぎの通りです。
Alternate Dispute Resolution
Current Contract
Evolution of Workers' Movements
General
Issues
Labor Force and Labor Market
Labor and Industrial History
Labor force statistics
Labor/Management Relations
Negotiation Process and Dispute Settlement
Strikes over grievances

サブカテゴリーをクリックすると簡単な説明付きで登録サイトがリストアップ
されており、さらに各サイトには1000語前後、なかには2000語にもおよぶ詳細
な説明があります。
ここは、本来は企業の人事担当者など実務家をターゲットにしたサイトですが、
もちろん研究者にとっても大いに役立つと思います。

このサイトは毎月10冊の本と10のサイトを EDITORS' CHOICE、つまり編者のお
勧めとして掲載しています。今月のお勧めの中から、ひとつだけ紹介しておき
ましょう。

それは CEO EXPRESS と称するサイトです。その名のとおり、経営者向けのリ
ンク集ですが、なかなかの充実度です。

http://www.ceoexpress.com/

(にむら かずお・名誉研究員)


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ウェッブ・スタイリストの生活と意見[7]社会問題研究リソース始動

野村一夫(兼任研究員)

 この7月、OISR.ORGにふたつの新しいコーナーをリンクしました。ひとつは「レッスン」
です(http://oisr.org/lesson/)。これは当研究所での議論や担当者の作業上のノウハウ
共有をそのまま一般公開したものです。私たちがこれから何をどのような思想の下に行お
うとしているかをここから読み取っていただければ幸いです。

 もうひとつのコーナーは「社会問題研究リソース」(コードネームはSP)です。こちら
は10年先をにらんで始動します(http://oisr.org/sp/)。

 SPのテーマは「労働問題以外の社会問題」です。もともとこの構想は、現在「社会・労
働関係リンク集」にある「社会問題・運動関連」のページと、「大原デジタルライブリー」
にある「学術研究関連リンク集」とを継承展開する話から始まりました。この両ページは
当研究所から「労働問題研究」というメインテーマを除いた残余テーマをあつかっていま
す。しかし、残余というにはあまりに広範で、しかもすでに研究所にはかなりの蓄積があ
るのです。それをどのようにOISR.ORGのコンテンツとしていくかが思案のしどころでした。

 これを文献リストとリンク集(すなわちリソース)に編集して読者に提供しようという
のがSPの構想です。企画書は「SPプラン」(http://oisr.org/sp/sp_plan.html)にあ
りますので、ご参照ください。

 じつのところコンテンツはまだ分類表とこれだけです。というのも、スタッフ養成から
始めざるを得ないからです。手始めに、私が立教大学で担当しているゼミ学生から参加者
を募って、研修をおこないました。まだ自前のパソコンさえ持っていない学生もいて、
なかなかに前途多難ではありますが、ひとまずはその可能性に賭けているところです。

 誤解している人が多いのですが、このような仕事はまったく機械的な作業ではなく、非
常に高度な判断能力を要求されます。こなさなければならない文書量も膨大です。その意
味では大学院生あたりが最適なのでしょう。じっさい、社会問題に関する特定テーマの基
本文献とインターネット上のリソースの両方に通じた人というのは、日本ではほんとうに
まだまだ少ないのです。印刷メディア上ではエキスパートでも、インターネット・リソー
スについては幼稚園児というケースが圧倒的多数。いずれにしてもインターネット・リソ
ースについては改めてトレーニングが必要なのです。

 さきほど「10年先をにらんで」と書きました。具体的にいえば、1年先に一通り形式を
そろえるようにし、3年先に一応の完成を果たす、そしてそのあとはメインテネンス・モ
ードに入る、という流れを考えています。10年先にはインターネット界において「理論と
実践」をつなぐ主導的役割を果たすものにしたい。・・・と構想は膨らむのですが、問題は
山積です。

 私は99年度からのスタッフで、まったくのニューカマーですが、最近わかってきたのは、
しかるべき「人」は研究所の内外にたくさんいらっしゃるということ。したがって最大の
問題はその方たちの「時間」の確保なのです。

 「時は金なり」と申します。この「資本主義の精神」は、専任でないスタッフほどシビ
アになります。どこかで生活費を稼ぐための時間が必要だからです。研究所の既存の仕事
だけでもかなりたくさんあり、スタッフの負担は厳しいものがあります。その点で、スタ
ッフの時間をつくりだす算段、すなわち研究費などの調達がこれからの重要な課題という
ことになると思います。もちろん自発的な参加意識なくしてこのような創造的な仕事はで
きません。しかし、いつまでもボランティア依存というのでもプロのコンテンツはできな
いのです。

 このほかの問題については機会を改めて書くことにしましょう。さあ、明日からコード
ネーム「なまず作戦」の実行です。「なまず」とは何か。それで何か変わるのか。それは次
号でお伝えします。ただし、作戦に成功したらの話ですが。

(のむらかずお・兼任研究員・社会学)

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ホームページ代筆ボランティア?

小関 隆志

はじめまして、大原社会問題研究所兼任研究員の小関隆志と申します。
最近、ホームページを見るだけでなく、自分で簡単なホームページなら作れるようにな
りました(これは大原社研の二村先生と野村さんに教えていただいたおかげです)。ついで
に、自分のサイトを大原社研のサーバー内にも作らせていただくことになりました。現在
私はニフティサーブと大原社研の二ヶ所にほぼ同じ内容のサイトを持っています。

○ニフティのサイトは、 http://member.nifty.ne.jp/takashikoseki/
○大原社研のサイトは、 http://oisr.org/koseki/

自分のサイトを持てたことで嬉しくなり、ヤフー・ジャパンのサイトにも登録してみま
した。登録時にはヤフーの分類でいう「個人」分類として申請しましたが、ヤフーでは私
のサイトを「労働問題」に入れてくれました。

自分のサイトを持ってはみたが、見てくれる人などほとんどいないだろうと思っていま
した。しかし、面白いもので、面識のない方から「小関のページを見た」とわざわざ声を
かけてくれたり、e-mailで感想を送ってくれるということが、これまでたびたびありまし
た。ホームページを作ったのは全くの無駄ではなかったと、ほっと安堵しているところで
す。

さて先日、知り合いの人から誘われて、「三多摩 学校・職場のいじめホットライン」と
いう電話相談のボランティアに参加してきました。これは、学校や職場などでいじめを受
けている人からの電話相談を、いわゆる専門家ではなく一般市民が受けるという趣旨の市
民運動です。

最近では各地でこの種の電話相談事業が盛んに行われるようになってきています(「○○
110番」など)が、こうした電話相談活動にとって重要な課題の一つが、いかにこの活動を
一般に宣伝するか、ということです。宣伝普及しなければ電話は全くかかってこないから
です。宣伝普及の媒体としては、街中にポスターを貼るほか、テレビ、ラジオ、新聞、地
方自治体の広報などがありますが、このほかインターネットを活用しての宣伝普及をして
いる団体もいくつかあります。

「三多摩 学校・職場のいじめホットライン」は、新聞、市広報、NHKラジオニュースで
は紹介されましたが、残念ながらテレビのニュースでは、結局放送されませんでした。他
方、この活動の参加者の中にホームページを作れる人が他に誰もいなかったので、私が代
わりにホームページでこの活動を紹介し、さらに大原社研のリンク集の中の「労働相談」
項にリンクを貼ってもらいました(現在は、今年の活動はもう終わったので、リンクは既
に削除してあります)。実際にこれを見て電話した人がはたしてどれだけいたのかは分かり
ませんが、サイトを既に持っている人が、自分のサイトの中に1ページを新設してホーム
ページを代筆することは、お金もほとんどかからないし、少しは役に立てたのではないか
と思っています。

上記のホットラインとは別件ですが、大野真理子さんという、小学校の先生が起こして
いる労災訴訟に関して、ご本人のご依頼に応じてホームページを代筆しました。ご本人の
大野さんは、自分でもパソコンを買ってホームページを作って、自分の裁判について社会
に広く訴えたいと思っていたが、仕事が忙しいのでとてもページを作る余裕はなかったと
のこと。そこで、大野さんから送られてきた手書きや活字の原稿を私がパソコンに入力し
て、ページに仕立てたわけです。これからおいおい、裁判資料などを増やして内容を少し
ずつ充実させていきたいと思っています。なお、内容については以下をご覧ください。

(このページは、大原社研サイトでなくニフティサイトに入っています)
http://member.nifty.ne.jp/takashikoseki/ono.html

近年、ホームページを宣伝の武器に活用し始めた市民運動団体が増えてきていると言わ
れています。ホームページの制作は、著作物や通信を発行することと違って費用が格段に
安く済みますし、不特定多数の人が気軽にアクセスして閲覧し、さらにe-mail等を使って
ページの著者にメッセージを出すこともできるので、とても有効な宣伝の手段だと思いま
す。

しかし、多くの人はホームページを閲覧することはできても、自分でページを作れる人
はまだ多数を占めるまでには至っていないという事情を考えれば、ホームページを作れな
い人のために代筆する人の存在価値も、現時点では多少あるのではないかと思っています。
もちろん、企業や労働組合などがホームページ制作業者に依頼して、多額の報酬で、し
ゃれたデザインのページを作らせるということは既に盛んに行われていますが、非営利な
いしボランティアで、社会運動の一つとして(というとやや大袈裟か?)デザインよりも
内容重視のページ代筆屋さんというのはいかがでしょうか。もしかしたら、既にそういう
ことに取り組んでいる人も少なからずいるのではないかと思うのですが・・・。


「まず自分の頭のハエを追え!!」(Mind Your Own Business.)などと叱られそうですが、
上記のような趣旨での、ホームページの代筆でお役に立てれば幸いと思っています。ご意
見、お待ちしています。e-mailは以下の通りです。


○ニフティ mailto:bzz27022@nifty.ne.jp
○大原社研 mailto:koseki@mt.tama.hosei.ac.jp


(こせきたかし・兼任研究員)

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◇○◆●◆◇○◆●◆◇○◆●◆◇○◆●◆◇○◆●◆◇○◆●◆◇○◆●◆

編集後記

◇OISR-WATCH第8号をお届けします。研究所の一斉休暇などの関係で、前
号発行から3週間以上すぎてしまいました。

◇大学は夏休みですが、夏休み中にまとまった時間をとって研究所の資料を
閲覧しに来る方が多く、閲覧室は学期中より賑わっているようです。

◇OISR.ORG全文検索を8月25日に設置しましたが、設置は是枝洋氏と野村一夫
氏の知識と多大な努力よるものです。この場を借りて感謝いたします。

(文責:鈴木玲)
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  法政大学大原社会問題研究所 (http://oisr.org)

   〒194-0298 東京都町田市相原町4342
   TEL 042-783-2307 FAX 042-783-2311

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〔1999年8月25日開始、担当・鈴木玲〕


  OISR-WATCH (Table of Contents)

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