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日本労働年鑑 第59集 1989年版
The Labour Year Book of Japan 1989

第五部 労働・社会政策

V ILO


2 その他

 ILOが八八年に開催したその他のおもな会議およびそのほかのとくにめだった動きについて記す。ここでとりあげた会議の開催地は特記しないかぎりジュネーブである。

第七回アフリカ地域会議

 ILOの第七回アフリカ地域会議が、八八年一一月二九日から一二月七日までジンバブエの首都ハラレで開催された。アフリカ地域の五〇の加盟国中四一ヵ国から総計二六三名にのぼる代表団が参加した。このほか中国、フランス、ソ連、米国などからオブザーバーが参加した。なお、南アフリカ共和国は一九六四年にILOを脱退している。
 議題は、(1)事務局長報告、(2)アフリカの都市および農村における訓練、および(3)協同組合であった。

第一二回炭鉱委員会

 八八年四月一三日から二一日まで開催された。議題は、(1)一般報告、(2)技術変化に対応した労働力計画および訓練、および(3)労働衛生と社会的サービスであった。

第一〇回化学産業委員会

 八八年一〇月五日から一三日まで開催された。議題は、(1)一般報告、(2)化学産業における交替制、および(3)新技術が化学産業の安全衛生に与える影響であった。

第一二回金属産業委員会

 八八年一二月七日から一五日まで開催された。議題は、(1)一般報告、(2)金属産業における生産性、および新しい生産方式とそれが雇用と雇用条件に与える影響、および(3)金属産業における若年労働者であった。

漁業労働条件委員会

 八八年五月四日から一三日まで「漁業における労働条件に関する委員会」が開催された。議題は、(1)給与と勤労収入のシステム、(2)漁業における技術変化への職業的対応、および(3)小規模漁業者と漁村の社会的・経済的ニーズであった。

第四回公務合同委員会

 八八年一一月二三日から一二月一日まで開催された。議題は、(1)一般報告、(2)公務における給与と雇用条件の決定に関する労使協議、交渉および団体交渉、(3)社会保険(障害・退職・遺族給付に関連した公務員の社会的保護をふくめて)であった。

教員の地位に関する勧告

 ILO・ユネスコ合同専門家委員会が、八八年一〇月一八日から二七日まで開催された。

工業国の労働時間に関する三者構成シンポジウム

 八八年一〇月一七日から二五日まで開催され、近年工業国で進んでいる労働時間制度の弾力化の問題などが検討された。

ILO理事会議長にメンザ氏

 第七五回ILO総会の直後に開かれた理事会本会議で、理事会の議長および副議長の選挙がおこなわれ、議長にはペナンのナタナエル・G・メンザ労働・社会大臣が就任した。また、使用者側副議長のジャン・ジャック・オクシュラン氏と労働者側副議長のゲルト・ムーア氏が再選された。任期はいずれも一年。

日本労働年鑑 第59集
発行 1989年6月26日
編著 法政大学大原社会問題研究所
発行所 労働旬報社
2000年2月22日公開開始


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