OISR.ORG へようこそ 法政大学大原社会問題研究所

日本労働年鑑 第26集 1954年版
The Labour Year Book of Japan 1954

第二部 労働運動

第三編 農民運動


第六章 農民団体の現状

日本農民組合(主体性派)

 日農は一九四六年二月九日結成大会を挙行、一五万の組合員をもつ全国単一組合として発足し四九年三月には公称一七〇万人の大衆的農民団体に成長したが、同年三月の第三回大会で左(統一派)右(主体性派)に分裂し、その後主体性派は五〇年一月の大会で統一派内の労農党系(黒田派)と合同した。さらに一九五三年一月には、日農内部の右派社会党系指導者(新農村建設派)が、全農、農民同盟とともに、農民組合総同盟を結成するため分離した。現在の主体性派日農は、政治的には社会党左派と労農党の系統にある。組合員数は現在正確には不明であるが、官庁の調査数字は「農民の組織状況」の項を見よ。

本部事務所 東京都千代田区内幸町二ノ一
機関紙「日本農民新聞」(ただし、最近は一般商業新聞として発行されている)、「農林通信資料」
役員
 中央執行委員長 清沢俊英(新潟)
 副委員長 岡田宗司(東京)八百板正(福島)
 書記長 江田三郎(岡山)
 財務委員長 中村高一(東京)
 統制委員長 野上健次(大分)
 会計監査 山本幸一(岐阜)成瀬喜五郎(徳島)岩淵謙次郎(青森)永田徳松(大阪)
 統制委員 野村度三郎(秋田)武田五郎(新潟)杉沢広吉(富山)栗原積(群馬)山田長司(栃木)中村隆洋(東京)溝上正男(長野)村井一夫(広島)

 中央委員 栗原三郎(秋田)田中清逸(宮城)上林与一郎(山形)山内二郎(福島)石田省金(新潟)小林孝平(新潟)若林忠一(長野)矢後嘉蔵(富山)斎木重一(福井)岡良一(石川)田村勘次(群馬)板橋英雄(東京)野本武一(埼王)池田恒雄(茨城)実川清之(千葉)門司亮(神奈川)足鹿覚(鳥取)門田定蔵(鳥取)佐竹新一(広島)大森千太郎(香川)北口栄(福岡)伊藤実(本部)大森真一郎(本部)

 顧 問 野溝勝(長野)黒田壽男(岡山)

日本農民組合(統一派)
 一九四九年日農第三回大会で主体性派と分裂、その後五〇年一月労農党系の黒田派が分離した。現在は主として共産党、労農党、社会党再建派の系統にぞくしている。
本部事務所 東京都千代田区大手町一ノ五
機関紙 「農民新聞」「農民運動資料」
役員 (一九五二年第六回大会改選)
 中央委員長 久保田豊(静岡)
 副委員長 小原嘉(長野)菊池重作(茨城)
 書記長  浜野清(栃木)
 会計 福島義一(静岡)
 会計監査 喜多幸章(北海道)天野末治(愛知)

 中央常任委員 ○小笠原光男(青森)○深沢義守(山梨)今村重雄(神奈川)斎藤初太郎(東京)未定(茨城)未定(東海)○藤田常次(新潟)名越祐助(大阪)都留忠久(大分)未定(中国)(○印は留任したもの)

 中央委員 五十嵐久彌(北海道)沢谷知吉(青森〉小笠原光男(青森)三浦雷太郎(秋田)小原慶治(秋田)服部実(福島)折笠藤雄(福島)金子直兄(山形)斎藤初太郎(東京)和田敏明(東京)今村重雄(神奈川)片桐広志(宮城)滝沢幸永(栃木)小松原翠(栃木)金子義広(栃木)未定(栃木)鈴木豊(千葉)柳下与四郎(千葉)手窪宗吉(埼玉)岡正吉(埼王)未定五名(茨城)永田千一(静岡)未定一名(静岡)深沢義守(山梨)吉原求馬(山梨)篠原貞夫(山梨)羽毛田正直(長野)未定一名(長野)藤田常次(新潟)熊倉忠吾(新潟)今黒耕作(新潟)未定一名(石川)米津源一(愛知)石原辰蔵(愛知)未定一名(岐阜)未定一名(和歌山)長尾有(兵庫)田上開治(兵庫)吉森茂(兵庫)未定一名(奈良)未定二名(三重)平葦信行(滋賀)次田米次(岡山)豊田秀男(岡山)名越祐助(大阪)未定一名(京都)未定一名(広島)岡崎清(山口)前村松夫(山口)未定一名(鳥取)未定三名(島根)未定一名(香川)未定一名(愛媛)柴村一重(福岡)堀田惣市(福岡)未定一名(佐賀)未定一名(熊本)玉麻吉丸(大分)都留忠久(大分)

全国農民組合(全農)
 一九四七年七月二五日 日農より分離して結成さる。
本部事務所 東京都港区芝琴平町虎ノ門会館
役員
 会長 平野力三(山梨)
 副会長 佐竹晴記(高知)永井健三(京都)
 書記長 稲富稜人(福岡)
 会計 中世古清継(静岡)
 顧問 杉山元治郎(大阪)天田勝正(埼玉)

 中央執行委員 田中健吉(秋田)奥山栄悦(山形)細田綱吉(茨城)沼田政治(茨城)松永義雄(埼王)小林進(新潟)金田範俊(千葉)吉川兼光(千葉)松沢一(山梨)平喜一(岐阜)水野実郎(愛知)渡辺利男(三重)山中武雄(和歌山)亀田得治(大阪)石原信二(大阪)溝淵松太郎(香川)宮村又八(熊本)今里勝雄(長野)藤宮彦(鹿児島)本堂恒松(長野)井上良二(大阪)加藤鐐造(岐阜)荻原糺(兵庫)

全国農民連盟(全農連)
 一九四六年六月一一日結成、一九五〇年一〇月農青連を改称した。
本部事務所 東京都千代田区大手町一ノ五
機関紙 「盟友」「全農連情報」
役員
 中央委員長 小林慧文
 副委員長 石川清一(北海道)柴本嘉明(長野)防野久雄(和歌山)

 中央常任委員 高橋雄之助(北海道)富塚敏信(千葉)金子与重郎(群馬)佐伯宗義(富山)長谷部貞義(兵庫)薬師寺章男(愛媛)倉富角次郎(福岡)千石虎二(全指連)平尾卯二郎(全指連)中村吉治郎(本部)

全日本開拓者連盟
本部事務所 東京都千代田区大手町一ノ五
機関紙 「開拓農民新聞」
役員
 委員 村山藤四郎(茨城)

 常任委員 凌時正(福島)近藤安雄(神奈川)原七郎(佐賀)国枝益二(開拓協会)吉崎千秋(栃木)降旗武彦(滋賀)他に各ブロック協議会会長

農民組合総同盟

 一九五三年一月二一日、全農、日農新農村建設派、農民同盟の合議体として結成された農民団体の連合組織である。杉山元治郎、平野力三、三宅正一、川俣清音氏らが中心。政治的には、社会党右派である。

本部事務所 全農に同じ
役員
 書記長 稲富稜人(全農書記長)
 顧問 平野力三(全農会長)杉山元治郎(全農顧問)
 会計 吉田賢一(兵庫県新農村建設同盟会長)
 会計監査 中世古清継、岡部周治、三浦久雄
 事務局長 東 隆
 総務部長 今里勝雄
 組織部長 日野吉夫
 農政部長 永井 健
 調査部長 吉川兼光
 情報宣伝部長 金野定吉
 教育文化部長 沼田政次

 常任中央委員 佐竹晴記、細田綱吉、天田勝正、松永義雄、加藤鐐造、井上良二、水野実郎、樋口喜徳、小林進、矢尾喜三郎、田原春次、栗田久男、湯江次男、野上健次、三輪壽壮、鈴木吉次郎、井伊誠一、田辺納、中村高一、三宅正一、門司亮、石井繁丸、富吉栄二、川俣清音、若林忠一、大石大、山崎豊定、小平忠、中沢茂一、吉田正、柴本嘉明

日本労働年鑑 第26集 1954年版
発行 1953年11月20日
編著 法政大学大原社会問題研究所
発行所 時事通信社
****年**月**日公開開始


■←前のページ 日本労働年鑑 1954年版(第26集)【目次】 次のページ→■
日本労働年鑑【総合案内】

法政大学大原社会問題研究所(http://oisr.org)