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《社会・労働関係文献データベース》の歩み

大原デジタルライブラリー
《社会・労働関係文献データベース》の歩み


データベース概要
データベース作成年表
前史(2)パソコンによる図書整理
データベース作成開始

【本データベースの概要】


 このデータベースの出発点は、1960年から『月刊労働問題』(日本評論社)に連載した「労働関係文献資料月録」です。同「月録」の掲載誌は『賃金と社会保障』(労働旬報社)『日本労働協会雑誌』『日本労働研究雑誌』(JIL)を経て、現在は『大原社会問題研究所雑誌』に連載しています。
 この「月録」は速報性には優れていますが、そこで蓄積された情報を検索することは容易ではありませんでした。そこで、1980年代末に、研究所内部での使用を前提にしたデータベースを作成することにしました。
 データベース・ソフトは、いろいろテストした結果、管理工学研究所の〈桐〉を使うことにしました。1990年に〈桐Ver.2〉をベースに研究所独自の検索システムの作成を(株)アスランに委託しました。その後数次の改訂をおこない、所内の使用にはほぼ満足すべき結果を得て、1998年まで使用してきました。しかし、現在は、所内での検索も全面的に本データベースを用いています。

 1996年、当研究所はインターネット上にホームページを開設しました。その目的のひとつは、それまですでに10年近い歳月をかけて開発し、データを蓄積してきた〈社会労働関係データベース〉を一般に公開することでした。同年12月、実験的に〈大原社研文献検索システム on the WWWβ〉の運用を開始しました。データベースとしては、三菱電機ビジネスシステムのネットリーブを採用しました。当初は、検索途中でシステムがハングするなどの問題が発生しましたが、運用開始から半年余を経てシステムも安定したので、1997年7月には「β」をとりました。また検索速度に難があると指摘されましたが、この問題は出力を表形式でおこなっていたためであることがわかり、1998年はじめにはこの問題は解決しました。

 なお、本データベースは、すべて当研究所の収集図書、逐次刊行物を基礎に作成しているので、データベースに収録されている文献は、原則として当研究所の閲覧室で見ることが出来ます。なお、研究所所蔵図書資料は利用者の資格を問わず、一般に公開しています。詳しくは利用案内をご覧ください。
 本データベースの作成には、歴代の司書やアーキヴィストを中心に、専任研究員や兼任研究員、さらに数多くの職員が参加してきました。作成に参加した者の氏名は、作成担当者一覧をご覧ください。
 本データベースの検索結果は、個人の私的な研究等にご利用くださる分には制限はありませんが、オンラインであると否とを問わず、不特定多数の利用のためのデータベースに流用されることはお断りいたします。また、文献目録などとして公開される際は、あらかじめ研究所宛てに許可を求めてくださるようお願いいたします。




【データベース・デジタルライブラリー作成年表】

前 史(1)〈労働関係文献月録〉の歩み

1956年1月
 『資料室報』に〈労働資料目録〉の連載を開始。


1960年8月
 『月刊労働問題』(日本評論社)に「労働関係文献資料月録」の連載を開始。(〜1981年12月の同誌終刊号まで21年間連載)。


1982年1月
『賃金と社会保障』(労働旬報社)に〈労働関係文献資料月録〉を連載(1982年1月下旬号〜85年6月上旬号)。


1985年6月
 『日本労働協会雑誌』(日本労働協会)(のち日本労働研究機構の『日本労働研究雑誌』に〈労働関係文献資料月録〉」(〜1991年3月号)。


1991年5月
 『大原社会問題研究所雑誌』に〈労働関係文献月録〉」を連載開始(〜現在に至る)。



前史(2):パソコンによる図書整理

1984年度
 文部省科学研究費補助金「労働組合・労働争議・工場委員会等に関するデータベースの作成と長期労働統計の編成」を受け、パソコン第1号(NECーPC9801E+etc)を導入。科学研究費補助金で翌年までに3セット導入。

1986年3月
 富士見キャンパスから多摩キャンパスに移転。


1986年度

  1. 和書の整理(図書台帳、新着図書目録、カード原稿作成)にパソコンの使用開始(データベースの作成作業が実質的に始まる)。
  2. ソフトウエアには〈データボックス〉を使用。
  3. パソコンを使用して向坂文庫の整理を開始。


1987年度

  1. データベース・ソフトを〈桐Ver.2〉に変更。
  2. パソコン(NEC-PC98VX0)1台+ハードディスク20メガストリーマー付き追加導入。



《労働関係文献データベース》作成開始

1988年度

  1. 『日本労働協会雑誌』に発表していた「労働関係文献月録」の編集を手作業からコンピュータ使用に切り替え、データベース作成作業と結合した。
  2. 既刊の〈労働関係文献月録〉の1980年以降分のデータを外部に入力委託し、また冊子目録のある協調会文庫(和書)も、入力を委託した。
  3. データベースの基本的な形式を決めると同時に、検索用キイワードのシソーラスの編集作業を開始した。
  4. 新たにパソコン(NECーPC98RA2 1台、NECーPC98VX21 3台)計4台、ハードディスク130メガバイト1台を購入。


1989年度

  1. 新たに32ビットパソコン(NECーPC98RL)2台、ハードディスク・330メガバイト1台、140メガバイト1台を購入。
  2. データベースのソフト各種(Eve,オンタイム,Q&A,Megabox)を購入して検索速度等の実験をはじめ、最適ソフトの検討を実施。
  3. 本年度中、所内における独自入力は約9000件。
  4. 検索用件名のシソーラスの編集作業を継続。


1990年度

  1. データベースソフトの検索能力の比較実験を継続。比較したソフトは、オンタイム、RBASE、MEGABOX、Q&A、DBXL、桐の6種類。
  2. 〈桐ver.2〉をもとに、研究所独自の検索システムの開発を(株)アスランに委託。
  3. 32ビットパソコン(NEC-PC-H98M70)1台、ハードディスク330メガバイト3台、250メガバイト1台、光ディスクユニット1台を購入。


1991年度

  1. 本年度から「労働関係文献データベース」作成について、文部省科学研究費補助金「研究成果公開促進費」(データベース)補助金170万円を受ける。
  2. ソフトを〈桐Ver.3〉に切り替え。
  3. 32ビットパソコン(NEC-PC-H98S)1台を購入。また、新たに500メガバイトのハードディスクを1台、180メガバイト1台、100メガバイト1台を購入。
  4. 月録(データベース)作成の上で、時間と人手を要する一因である、筆者名の読みを調べる時間を節約するため、採録点数の多い約100誌の編集部に宛てて、筆者名の読みを明記するよう依頼の手紙を出す。これを期に、多くの雑誌が筆者名の読みを入れてくれるようになり、データベース作成の効率化が図られた。


1992年度

  1. 32ビット486パソコン(NECーPC9801FA)3セットとノートパソコン(PCー9801NS/T)1台を新たにリース。120メガバイトのハードディスクを1台を購入。
  2. 無停電電源装置1台、遠隔電力制御装置1台を購入。電話回線を通じて24時間オンライン検索を可能にするため。年度末には、市ヶ谷図書館や研究員の自宅からデータベースにアクセス出来るようになる。
  3. 本年度からNetWareLiteをインストールし、7台のパソコンを結ぶLANを構築。これにより、ハードディスクやプリンターなどの共有が可能となった。また、これまでデータ更新には、フロッピーディスクや光ディスクを使っていたが、NetWare Lite のファイル送受信機能を使い、データ更新が容易となった。
  4. 文部省科学研究費研究成果公開促進費の助成金は、前年と同じく170万円。
  5. 使用ソフトを〈桐Ver.4〉にアップグレード。


1993年度

  1. 前年度まで、外部委託で入力した遡及分データの校正作業(原本に当たってチェック)を分類番号順に進めていたが、本年度から利用度の高いデータを優先的に採録するため、労働関係の主要雑誌を選択して、それについて作業を進めた。
  2. 本データベースの個性を出すため、他のデータベースや文献目録ではあまり採録されない、複数筆者による共同著作について、書名だけでなく個別論文レベルについてのデータを採録することに改めた。また、多くの文献目録では省略されることの多い書評の利用度の高さを考慮し、短い書評でも採録することとし、12月から作業を開始した。
  3. 1994年3月(株)アスランに依頼していた検索システムの改訂版が出来上がった。
  4. 洋書についてもデータが蓄積されてきたので、検索プログラムの改善をはかり、1994年度から洋書の検索が可能になるよう準備をすすめた。
  5. データ量の増加にともない、処理スピードが低下してきたので、ハードウエア、ソフトウエアの両面から、検索速度を向上させるための実験を重ねた。
  6. 機器増設  PC9821Ap2セット、うち1セットはリース。
  7. 科学研究費研究成果公開促進費補助金は、前年同様170万円であった。


1994年度

  1. 〈桐Ver.5〉に切り替え。
  2. 検索プログラムに洋書を追加し、本年度から1万5526件の洋書の検索が可能になった。
  3. また、前年に続き、検索プログラムの改善をはかった。すなわち、データ量の増加にともない、検索スピードの低下が著しかったので、(株)アスランに依頼し、改善をはかった。その結果、検索処理速度を大幅に向上させることが出来た。また、キー割付なども変更し、検索の際の操作手順についても改良を加えた。
  4. 「社会・労働運動に関する異種資料のマルチメディアデータベースの構築に関する研究」に対し、文部省科学研究費補助金700万円を受ける。
  5. 科学研究費研究成果公開促進費補助金、297万円に増額された。
  6. 【機器の増設】
    1. リースを含め7セット(PC9821Xa(P5-90)3台、PC9801BS2 2台、Power Mac 8100/80、FMV-590-T)を導入し、すでに陳腐化した旧型パソコンと交換した。
    2. 大容量ハードディスクを導入した。これによって、ハードディスク容量の総計は10ギガバイトに達した。
    3. パソコン機種の多様化に対応し、これまで主として使用してきたPC98シリーズのほかDOS/V、Macを導入した。
    4. 7連装CD-ROMドライブ、スキャナー、フィルムスキャナー、画像処理用ソフトウエア等のマルチメディアデータベース関連機器を導入した。


1995年度

  1. 1996年1月 労働関係図書(大原の分類番号が4で始まる和書)について、複数著者による図書中論文の遡及入力を終え、データベース化を終了した。
  2. 協調会文庫目録をデータベースに統合した。
  3. 検索プログラムの画面表示の改善。検索結果を表示する一覧画面の構成を簡素化し、一画面に表示する件数を倍増させた。
  4. 科学研究費研究成果公開促進費、補助金、356万円へと増額された。
  5. 「社会・労働運動に関する異種資料のマルチメディアデータベースの構築に関する研究」に対し、文部省科学研究費補助金370万円を受けた。
  6. 機器の増設 PC9821Xa7(P5-70)3台、 PC9821Xa10(P5-100)1台、PC9821Xt(P5-133)1台。

ホームページの開設

1996年度
  1. 向坂文庫目録をデータベースに統合した。
  2. 科学研究費研究成果公開促進費(データベース)の補助金が、373万円に増額された。
  3. 「社会・労働運動に関する異種資料のマルチメディアデータベースの構築に関する研究」に対し、文部省科学研究費補助金160万円。
  4. 機器の増設 PC9821Xv13 4台 (P5-130)
  5. 1996年12月、法政大学大原社会問題研究所ホームページを開設。
  6. 1997年2月1日より大原社研ホームページで「大原社研文献検索システムon the WWWβ版」を公開。


1997年度

  1. データベースの内容を充実させるため、データベース採録者で著作目録のある人びとについて、データベースとの照合作業を開始した。
  2. 「社会・労働運動に関する異種資料のマルチメディアデータベースの構築に関する研究」で、文部省科学研究費補助金90万円を受けた。
  3. 科学研究費研究成果公開促進費(データベース)の補助金、391万円を受けた。
  4. 私立大学等経常費補助金特別補助(教育学術情報データベース等の開発)に「WWW上で検索可能な社会・労働関係資料マルチメディア・データベース」案が承認された。


1998年度

  1. 科学研究費研究成果公開促進費(データベース)の補助金、351万円を受けた。
  2. 私立大学等経常費補助金特別補助(教育学術情報データベース等の開発)で承認された「WWW上で検索可能な社会・労働関係資料マルチメディア・データベース」プロジェクトの実施により、「大原デジタルライブラリー(電子図書館・資料館)」を99年2月にホームページで公開した。
  3. 文献データベース入力作業ソフトを、桐Ver.5から桐Ver.7(Windows 95, 98対応)へアップグレードした。
  4. 新規にパソコン7台(入力作業用5台、サーバー用2台)を導入した。


1999年度
  1. 「OISR.ORG20世紀ポスター展」開設
  2. 科学研究費研究成果公開促進費(データベース)の補助金、351万円を受けた。
  3. サーバーマシン(3台め)としてコバルトキューブを購入。これにより独自のメーリングリストの運用が可能となった。


2000年度
  1. 戦前期原資料インデックスを公開
  2. 科学研究費研究成果公開促進費(データベース)の補助金、340万円を受けた。
  3. クライアントマシンとしてパソコンを2台リプレースした。

2001年度
  1. 協調会洋書・パンフレットデータを追加
  2. 戦前期原資料インデックス(リストアップ版)公開
  3. 科学研究費研究成果公開促進費(データベース)の補助金、300万円を受けた。
  4. 戦後ポスターデータベースを公開

2002年度
  1. 嶺、中林、東城の各文庫、及び、年鑑データを追加
  2. OISR.ORG20世紀ポスター展(戦後版)を公開
  3. 科学研究費研究成果公開促進費(データベース)の補助金を、労働問題データベース300万円、所蔵資料画像データベース150万円受けた。

デジタルライブラリーへの展開

2003年度
  1. 向坂文庫洋書、大原文庫、戦前期パンフレットデータを追加
  2. 所蔵現物資料一覧(The Ohara Memorabilia Collection)を公開
  3. 写真データベースを公開
  4. 科学研究費研究成果公開促進費(データベース)の補助金を、労働問題データベース360万円、所蔵資料画像データベース190万円受けた。

2004年度
  1. 労働サイト全文検索をセキュリティの関係から11月以降休止
  2. 科学研究費研究成果公開促進費(データベース)の補助金を、労働問題文献データベース370万円、画像データベース140万円受けた。

2005年度
  1. 村田文庫洋書を洋書DBの統合
  2. 「社会労働運動大年表」を公開
  3. 科学研究費研究成果公開促進費(データベース)の補助金を、労働問題文献データベース370万円受けた。

2006年度
  1. 戦前期写真約千点を写真DBで公開
  2. 「高野岩三郎とD.リヤザーノフとの往復書簡(1928年〜1930年)」公開
  3. 科学研究費研究成果公開促進費(データベース)の補助金を、労働問題文献データベース400万円受けた。など遡及入力がほぼ終了したので科研費に申請は本年度もって終えることとした。1991年より16年間にわたり総額約5千万円の補助を受けた。この補助金がなければ本データベースの構築は不可能であった。記して感謝したい。

データサーバーの更新

2007年度
  1. 逐次刊行物DB(暫定版)を公開
  2. 国民文化会議資料インデックス(第1次)公開
  3. 竹前栄治旧蔵GHQ資料社会・労働関係資料インデックス公開
  4. 戦後労働運動資料インデックス(全国組織・鉱業・金属)公開
  5. データサーバーマシン更新。250GBと容量が大幅に増え、処理速度も格段に早くなった
  6. 検索可能な総データ数:論文19万1千件、和書11万9千件、洋書4万9千件(2007年度末現在)



データベース作成担当者一覧】


論文遡及入力採録
是枝  洋(1986〜91)是枝  洋(1986〜91) 二村 一夫(1986〜1999)
奈良 明弘(1992〜97)今田 町子(1990〜98 ) 早川征一郎(1986〜)
浅田 知子(1987〜88)古谷 郁子(1989〜 ) 浅見 和彦(1986〜91)
野田 裕女(1988〜89)岩井 睦子(1996〜 )福田 富夫(1992〜98)
西野 聡子(1988〜89)小野 磨理(1990)武内砂由美(1999〜05)
岩井 睦子(1996〜 ) 坂本ひろ子(1999〜 )梅田俊英(2000〜03 )
    橋本美由紀(2004〜 )
   



和書整理洋書整理向坂文庫整理
北村芙美子(1986〜91)小島 英恵(1986〜93)良知 邦江(1986〜91)
御子柴啓子(1992〜93)山本なほ子(1994〜95)若杉 隆志(1988〜91)
若杉 隆志(1994〜 )上田 洋子(1996〜2000)御子柴啓子(1994〜99)
緒方まち子(1986〜91)山田美代子(1986〜 )後藤三枝子(1989〜90)
原田 洋子(1992〜2000) 西村雅史(2000〜2002) 高橋 芳江(1991〜01)
高橋 芳江(1992〜 ) 平澤 もと子(2002〜03) 小野 磨理(1991〜01)
  土屋 広康(2004〜06) 大野健一郎(1998〜01)
  上之原有希(2006〜07)  


資料整理画像資料整理
谷口 朗子(1997〜 )坂本 ひろ子(1997〜 )
山部 芳秀(2001〜 )野村 一夫(1999〜 )



【2008年度担当者】

論文 和書 遡及入力 洋書 採録 資料全般
上之原有希 若杉 隆志 坂本ひろ子 上之原有希 山田 雅穂 谷口 朗子
岩井 睦子 高橋 芳江 古谷 郁子 山田美代子 橋本美由紀 山部 芳秀
小出 啓子 早川征一郎



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